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「クールとキング、どっちが自分に合うんだろう?」シャフト選びでこの2択に悩むゴルファーは多いですが、実はこの2本、使うべきゴルファーのタイプがはっきりと違います。
間違ったほうを選ぶと「飛距離が出ない」「ミスが増えた」という残念な結果になることも。
この記事では多数のユーザーレビューをもとに、アッタスクール(2017年発売)とアッタスキング(2021年発売)を徹底比較し、あなたにぴったりの1本を見つけるお手伝いをします。
アッタスクールとアッタスキングの基本スペックを比較
まずは2本の設計の違いを把握しておきましょう。
ここを理解するだけで、あなたに合った1本をぐっと見つけやすくなります。
| 項目 | アッタスクール | アッタスキング |
|---|---|---|
| 発売年 | 2017年 | 2021年 |
| 代数 | 9代目 | 13代目 |
| キックポイント | 先中調子 | 先調子 |
| つかまり | 強い | シリーズ史上最強 |
| 走り感 | 中間〜先端が走る | 先端が爆発的に走る |
| 対象スイングタイプ | 幅広い | スインガー系に最適 |
| 扱いやすさ | 守備範囲が広い | ハマれば最強・ズレると難しい |
アッタスクールはアッタスシリーズで初めて「先中調子」を採用したモデルです。
手元側の剛性を高めつつ中間から先端にかけて大きくしなる設計で、ボールスピードと捕まりを同時に高めることをコンセプトとして開発されました。
走り系シャフトにありがちな当たり負けを抑えるHTTテクノロジーを初めて採用した点も大きな特徴です。
アッタスキングはその4世代後に登場した最新モデルです。
手元から中間部にかけて、初代ATTASシリーズ以来となる四軸カーボンを復活採用。
復元力の高いこの素材がシャフト先端を爆発的に加速させ、アッタスシリーズ史上もっとも捕まる設定になっています。
さらに高弾性・高強度素材「トレカ M40X」を先端に採用し、アッタスクールで開発されたHTTテクノロジーと融合させることで、走り系シャフトにありがちな「先端の暴れ」「当たり負け」を抑制しています。
キックポイントとしなり挙動の違い
2本の最大の違いは「どこでしなるか」、そして「どれだけ先端が走るか」です。
アッタスクールは先中調子なので、切り返しで中間部分がぐっとしなり、インパクトにかけて先端が走ります。
手元のしなりは控えめで、タメを作りやすく、スイングのパワーをボールにロスなく伝えてくれる感覚があります。
アッタスキングは純粋な先調子で、先端の走り感はクールより明らかに鋭くなっています。
試打した元ゴルフショップスタッフは「スピーダーみたいなアッタス」と表現するほど先端が鋭く動き、フェースがターンしやすくドローが出やすい特性があります。
HTTテクノロジーをクールから引き継いでいるため先端が走る割には安定感があり、「先調子なのにこんなに打ちやすいのか」という声も多いのが特徴です。
アッタスキングの振動数はどれくらい?5S・5SX・5Xを整理
アッタスキングを選ぶ際にもっとも注意したいのが「振動数」です。
先調子シャフトは構造上、中元調子系と同じフレックス表記でも振動数が高めに計測される傾向があります。
これを知らずにいつも通りのフレックスを選ぶと、「思ったより硬い」「タイミングが合わない」という失敗につながります。

スライサーにはどちらが向いている?

「スライスを直したい」という理由でシャフト交換を考えているなら、この章を特に注意して読んでください。
選択を間違えると、スライスが直るどころか別のミスが増えてしまうことがあります。
アッタスキング:スイングは良いのに捕まらないゴルファー向け
アッタスキングは「スライサーの種類によって向き・不向きが正反対になる」シャフトです。
インサイドアウト軌道(あるいはストレート軌道)で打てているにもかかわらず球が捕まらないゴルファーには、非常に強力な武器になります。
強い捕まりによって自然とドローの弾道が出やすく、「シャフトが勝手に仕事をしてくれる」という感覚を味わえます。
一方、アウトサイドインのカット軌道で振ってしまうゴルファーには要注意です。
捕まりが強すぎてチーピンが出やすくなり、それを嫌がって逃がすと今度は右へのプッシュが出る。この悪循環に陥るゴルファーが少なくありません。
アッタスクール:スイングタイプを選ばず安定させたいゴルファー向け
アッタスクールも十分に捕まりの良いシャフトですが、アッタスキングと比べてクセが穏やかで扱いやすいのが特徴です。
先中調子の設計により、アウトサイドイン気味の軌道でも左への引っかけが出にくく、スイングタイプを問わず飛距離と方向性のバランスを改善できます。
まとめるとこうなります
| アッタスキング | アッタスクール | |
|---|---|---|
| 向いているスライサー | 軌道は良いが 捕まらないタイプ | アウトサイドイン 気味のタイプ |
| 捕まりの強さ | 強い | 適度 |
| 扱いやすさ | スイング次第で リスクあり | スイングを選ばない |
「スライスを根本から直したい」ならアッタスキング、「今のスイングのまま、もう少し捕まって安定させたい」ならアッタスクールが最適です。
ヘッドスピード別おすすめシャフトの選び方
シャフト選びで失敗するゴルファーの多くが、ヘッドスピードに合っていないフレックスを選んでいます。
アッタスシリーズは豊富なスペック展開が強みですが、その分「どれを選べばいいか分からない」という声も多いです。
ここではヘッドスピード帯別に、具体的な選び方を解説します。
ヘッドスピード40m/s前後におすすめはどちら?
HS40m/s前後のゴルファーには、アッタスキング5SRまたは5Sが有力な選択肢になります。
ただし、アッタスキングは実際の振動数が高めに出るため、5Sでも「硬く感じる」という声があります。
HS40m/s前後であれば、まず5SRを試打のスタートラインとして検討するのが安全です。
アッタスクールを選ぶ場合、軽量Xフレックス(4X・5X)という独自のスペックが特に面白い選択肢です。
「軽いシャフトでしっかり振り切りたい」というゴルファーにとって、軽くてもしっかりした打感が得られるこのスペックは、飛距離アップの意外な近道になることがあります。
ヘッドスピード42m/sならアッタスキングは何フレックスを選ぶべき?
HS42m/s前後は、アッタスキングでは5Sが基準フレックスになります。
しかし、このヘッドスピード帯でもっとも多い購入ミスが「5SRを選んで硬すぎた」という声です。
「SRだから柔らかめのはず」と思って選んでも、振動数ベースでは他のシャフトのS相当になることがあるので注意が必要です。
普段Sフレックスを使っているなら5S、SRやRなら5SR、「もう少しスペックを上げたい・しっかり叩きたい」という欲求があれば5SXという順番で試打して決めるのが理想です。
試打できない環境であれば、工房で現在のシャフトの振動数を計測してもらい、その数値に近いスペックを選ぶ方法が最も失敗しません。
HS45m/s以上のヒッターはクールとキングどちらが合う?
HS45m/s以上のヒッタータイプには、アッタスキングよりアッタスクールの方が相性が良いケースが多いです。
アッタスキングは先端の走り感が非常に強いため、ヒッタータイプが強振するとタイミングのズレが増幅されてバラつきが出やすくなります。
アッタスクールはヒッターが力いっぱい叩いても先端が暴れにくい設計のため、「叩けば叩くほど結果が安定する」というヒッターに向いた挙動を示します。

アッタスキング 5SXは誰向け?評価と使用感

「50g台の重量で、しっかり叩いて飛ばしたい」というゴルファーが行き着く答えが5SXです。このスペックを正確に理解することで、フレックス選びの失敗を防げます。
5SXの振動数と実際の硬さ感
アッタスキング5SXは、「重量は50g台に抑えたいが、しっかり叩けるスペックが欲しい」というゴルファーの欲求を叶えたモデルです。
表記は「SX(SとXの中間)」ですが、ユーザーの実測報告では一般的なXフレックスに匹敵する振動数になっており、「SR表記でも他社のSより硬くてしっかりしている」という声があります。
普段SRフレックスを使っているゴルファーが「ちょっとスペックを上げようか」という感覚で5SXを選ぶと、ミスマッチが起きる可能性があります。
5SXを選ぶ際は、必ず現在のシャフトの振動数と比較してから決めることをおすすめします。
5SXと5X・5Sで迷ったときの選び方
迷ったときは現在使っているシャフトの振動数を基準にするのが最もシンプルで確実です。
工房で現在のシャフトを計測してから、それに近い振動数のフレックスを選ぶことで、購入後のミスマッチを防げます。
5SXと5Xで迷う場合は重量帯で選ぶのが実用的です。
「60g台は体力的に重い、50g台で収めたい」なら5SX、「重量は気にしない、とにかくしっかり叩けるものが欲しい」なら5Xという基準が分かりやすいでしょう。

アッタスクールに似たシャフト・アッタスキングに似たシャフトは?

「アッタスは気になるけど、他の選択肢も知った上で決めたい」というゴルファーのために、似たキャラクターのシャフトも紹介しておきます。
これを知ることで、選択の幅が広がり、最終的により納得度の高い決断ができるようになります。
クール系の走り感が好きなゴルファーへの代替候補
アッタスクールの「中間から先端がぐっと走る先中調子」の感覚に近いシャフトには以下があります。
- スピーダーエボリューション(フジクラ):先中調子で走り感が強く、クールとフィーリングが近いとよく言われます。エボ5・エボ7あたりは特に比較されることが多いモデルです。
- ディアマナRF(三菱ケミカル):先調子で捕まりが良く、クールと競合するシャフトとして定番の比較対象です。しなりはやや締まった印象で、クールより球のつかまりはやや穏やかです。
- テンセイCKプロオレンジ(三菱ケミカル):手元から中間にかけてしっかりした設計で、先端の走り感もある走り系の定番シャフトです。
キングの捕まりと先調子フィーリングに近いシャフトとは
アッタスキングの「強い捕まりと先調子の走り感」に近いキャラクターを持つシャフトは限られますが、以下が代表的な候補です。
- スピーダーNXブルー(フジクラ):先調子で捕まりを強化したモデルで、アッタスキングと同時期によく比較されます。ただし捕まりの強さはアッタスキングの方が上という評価が多いです。
- アッタス11ジャック(USTマミヤ):アッタスキングの2世代前(11代目)のモデルで、ダブルキックで捕まるシャフトです。直前の12代目「ダース(DAAAS)」は叩き系の真逆キャラでしたが、11ジャックはキングと方向性が近く、「もう少し穏やかな捕まりが欲しい」なら選択肢に入ります。
- テンセイCKプロホワイト(三菱ケミカル):中元調子で捕まりが良いシャフト。先調子ではありませんが、捕まり感が近いと感じるゴルファーも多く、方向性との両立を求めるなら有力候補です。
アッタスクール vs アッタスキング まとめ|あなたに合うのはどっち?

ここまで読んでいただければ、2本の違いはかなりクリアになったはずです。最後に、あなたのタイプ別に結論を整理します。
タイプ別おすすめ早見表
| ゴルファーのタイプ | おすすめ |
|---|---|
| インサイドアウト軌道のスインガー | アッタスキング |
| スライスを根本から直したい | アッタスキング(スイング軌道が前提) |
| アウトサイドイン気味でも捕まりが欲しい | アッタスクール |
| HS45m/s以上のヒッタータイプ | アッタスクール |
| HS40〜42m/sで飛距離アップを狙いたい | アッタスキング5S or 5SR |
| 軽量でしっかり振り切りたい | アッタスクール(4X・5Xが選択肢) |
| 叩いても左に行きたくない | アッタスクール |
| とにかくドローを打ちたい | アッタスキング |
| 守備範囲の広さで選びたい | アッタスクール |
一言でまとめると、アッタスクールは「スインガーにもヒッターにも対応できる守備範囲の広い走り系シャフト」、アッタスキングは「インサイドアウトのスインガーに特化した、シリーズ史上最強の捕まりを持つシャフト」です。
どちらも「購入前にワンフレックス上げを検討する価値がある」という点は共通しています。表記通りのフレックスが必ずしも自分に合うとは限らないため、可能であれば工房での試打や振動数測定を経てから購入することをおすすめします。
「どちらを選べばいいか、まだ迷っている」という方は、一つだけ質問に答えてみてください。「自分のスイングは、インサイドアウトでボールをつかまえるタイプか、それとも逃がすように打つタイプか?」
つかまえるタイプならアッタスキング、逃がすように打つタイプならアッタスクール。この一問で、多くの場合は答えが出るはずです。
後悔しないシャフト選びのために、ぜひ試打を1球でも多く経験してから購入ボタンを押してください。あなたのドライバーが、劇的に変わる可能性がここにあります。
記事まとめ

- クールは先中調子・キングは先調子で、この調子の違いが合うスイングタイプをはっきりと分ける。
- キングは初代ATTAS以来の四軸カーボンを復活採用し、アッタスシリーズ史上最強のつかまりを実現している。
- クールは手元がしっかりして中間から先端が走る設計で、スイングタイプを選ばない守備範囲の広さが最大の強み。
- キングはフレックス表記より振動数が高めに出る傾向があり、ワンフレックス上げを推奨する声が複数のレビューで確認されている。
- キングの5SXは「SとXの中間」という表記にもかかわらず実測ではXフレックス相当になるケースがあり、普段SRを使うゴルファーが安易に選ぶとミスマッチになりやすい。
- スライサーへの効果はスイング軌道次第で正反対になり、アウトサイドイン軌道のゴルファーがキングを使うとチーピンと右プッシュの悪循環に陥りやすい。
- HS45m/s以上のヒッターにはキングより先端が暴れにくいクールの方が、バラつきの少ない安定した結果を出しやすい。
- キングのフレックス選びは工房で現在のシャフトの振動数を計測し、その数値に近いフレックスを選ぶのが最も失敗しない方法。




