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「テンセイ シルバー TM50って、純正だけど実際どうなの?評判はいいの?」そんな風に悩んだことはありませんか?
テーラーメイドのSIMシリーズ・SIM2シリーズに標準装着されていた「TENSEI(テンセイ)SILVER TM50」は、多くのゴルファーにとって最も身近でありながら、実は一番「どれが自分に合うのか」が分かりにくい存在でもあります。
なお、2025年発売の最新モデルQi35からは純正シャフトがDiamana(ディアマナ)シリーズに変更されており、TENSEI SILVER TM50はSIM・SIM2世代の純正シャフトとして現在も中古市場で根強い人気を誇っています。
今回は、多くのゴルファーが抱く「テンセイ シルバー TM50」への疑問をすべて解消します。
スペックや調子はもちろん、ブルーとの違い、さらにはヘッドスピードごとの選び方まで、忖度なしで詳しく解説していきます。
テンセイ シルバー TM50のシャフトスペックは?気になる「調子」も徹底分析
三菱ケミカルとテーラーメイドが共同開発したテーラーメイド専用オリジナルシャフト「テンセイ シルバー TM50」。
2020年発売のSIMドライバーおよび2021年発売のSIM2ドライバーに標準装着されたこのシャフトは、ステルス以降のモデルでは純正装着が終了しており、現行モデルには搭載されていません。
しかし中古市場では今も根強い人気を誇り、「純正の中では先端剛性が高めでしっかり叩ける中級者向けの安定型シャフト」として高く評価されています。
アフターマーケット(カスタム用)のテンセイのテクノロジーを継承しつつ、幅広いゴルファーが振り切れるようにアレンジされた一本です。
具体的スペックと重量・トルクのバランス
テンセイ シルバー TM50の具体的なスペックを見てみましょう。
SIM(2020年)とSIM2(2021年)で年式による微差がありますが、Sフレックスで重量は約56〜60g、トルクは3.9〜4.0、SRフレックスで重量が約54〜57g、トルクが4.4〜4.7程度です。
キックポイントはいずれも中調子です。
「50g台なら軽いんじゃない?」と思うかもしれませんが、実際に振ってみると数値以上の「芯の強さ」を感じるのがこのシルバーの特徴です。
トルク(ねじれ)が4.0を切るSフレックスは、純正シャフトとしてはかなりタイトな部類に入ります。
これにより、インパクトでヘッドが暴れにくく、左へのミス(引っかけ)を怖がらずに振り抜ける安心感があります。
逆にある程度の力強さがないとシャフトのしなりを十分に活かせず「棒を振っているような感覚」や「球が上がりにくい」と感じてしまうこともある、少し手ごわい一面も持っています。
テンセイ シルバーは何調子ですか?その挙動の秘密
多くのゴルファーが気にする「調子(キックポイント)」ですが、テンセイ シルバー TM50は「中調子」に設定されています。
しかし、ただの中調子ではありません。
実際に打ってみた多くのユーザーからは「先端がかなりしっかりしている」「ブルーよりシャッキリ感がある」という声が多く聞かれます。
一般的に中調子はシャフトの真ん中あたりがしなるためタイミングが取りやすく万人向けとされます。
ですがこのシルバーは先端側の剛性が高められているため、インパクトでフェースが上を向く動きを抑えてくれます。
その結果、吹け上がりにくい「強い中弾道・低スピンの弾道」が打ちやすくなっています。
「純正シャフトは柔らかすぎて頼りない」と感じていた中級者の方には、この「しっかり感」はまさに「そうそう、これが知りたかった!」と思える絶妙な味付けになっています。
逆にスライスに悩んでいる方にとっては、先端の動きが少ない分、捕まりきらないリスクがある点は注意が必要です。
テンセイ シルバーとブルーの違い
テーラーメイドのドライバー選びで最大の壁となるのが、この「シルバー(SILVER)」と「ブルー(BLUE)」の選択です。
まず背景を整理すると、シルバーはSIM(2020年)・SIM2(2021年)ドライバーに、ブルーはSIM MAX・SIM MAX-D(2020年)・SIM2 MAX・SIM2 MAX-D(2021年)に標準装着されていたシャフトです。
「どっちを選べば正解なの?」という問いに対し、まずはハッキリとした違いをお伝えします。
重量・トルク・硬さの決定的な差
一言で言うなら、「ブルーは優しく、シルバーは強い」という性格の違いがあります。
「テンセイ ブルー TM50 柔らかい」という検索ワードが多く見られるように、ブルーはシルバーに比べてしなりを感じやすく、全体的にマイルドな設計です。
公式スペックで比較すると、同じSフレックスでもシルバーは重量約56g・トルク4.0に対し、ブルーは重量約54gでトルク4.4と、数値の上でも明確な差があります。
このトルクの差がポイントで、ブルーは自分の力で無理に振らなくても、シャフトがしなり戻ることで球をつかまえてくれます。
一方シルバーはトルクが絞られているため、意図しないヘッドの挙動を抑えてくれます。
振動数を計測すると、シルバーの方がブルーよりも全体的に2〜5 CPM程度高く出る傾向があり、目安として「シルバーのSRとブルーのSが近い硬さ感になる」と覚えておくと失敗が少なくなります。
ターゲット層とミスの傾向から選ぶ
「どっちが自分に合うか」を判断する際、あなたの「ミスの傾向」を思い出してみてください。
もし「たまにチーピンや左への引っかけが出るのが怖い」「もっと叩いて飛距離を出したい」と思っているなら、迷わずシルバーをおすすめします。
シルバーの直進性と低スピン性能が、あなたのパワーをロスなくボールに伝えてくれるはずです。
逆に「後半になると疲れて振り遅れる」「球が上がらなくて困っている」「スライスを抑えたい」という悩みがあるなら、ブルーの方が圧倒的に楽です。
シルバーを選んで無理にマン振りし、スイングを崩しては元も子もありません。
「自分はアスリートだ!」という自負があっても、実際のスコアを考えるとブルーの方がまとまる…というケースは意外と多いものです。
ショップで試打する際は、ぜひ「ちょっと疲れた時のスイング」で両者を振り比べてみてください。
その時に「扱いやすい」と感じる方が、本番で頼れる相棒になります。
| TENSEI SILVER TM50 | TENSEI BLUE TM50 | |
| 重量 (Sフレックス) | 約56g | 約54g |
| トルク (Sフレックス) | 4.0 | 4.4 |
| 振動数の傾向 | ブルーより2〜5 CPM高め | シルバーより低め |
| 硬さの感覚目安 | シルバーSR≒ブルーS | やや柔らかめ |
| 標準装着モデル | SIM・SIM2 | SIM MAX・SIM2 MAX ・MAX-D |
| 向いている ゴルファー | HS43m/s以上・ 引っかけが怖い方 | HS40m/s前後・ スライス・球が上がらない方 |
| 弾道の傾向 | 低スピン・ 強い中弾道 | やや高弾道・ 捕まりやすい |
| 一言で言うと | 「強い」 | 「やさしい」 |
テンセイ シルバーのヘッドスピードと振動数は?

テンセイ シルバー TM50は純正シャフトの中では「やや硬め」の設計になっているため、ヘッドスピードによっては合わないケースが出てきます。
ここでは振動数の目安とヘッドスピード別の適正スペックを整理します。
テンセイ シルバー TM50の振動数の目安
振動数は計測条件によって前後しますが、SIM・SIM2世代のテンセイ シルバー TM50(Sフレックス)の振動数は概ね245〜255 CPM前後とされています。
同じSフレックスのテンセイ ブルー TM50と比べると全体的に2〜5 CPM程度高く出る傾向があり、純正シャフトの中ではしっかりした部類に入ります。
先端剛性が高いシャフトは振動数が高めに出やすい傾向があるため、数値だけで判断せず「実際に打った時の感覚」と合わせて確認することが重要です。
ヘッドスピード別の適正スペック目安
HS40m/s未満の方にはRまたはSRフレックスが基本の選択肢です。
Sフレックスを選ぶとシャフトのしなりを十分に活かせず、球が上がりにくくなる可能性があります。
「純正シャフトのSだから大丈夫」と思わず、実際に試打して確認することをおすすめします。
HS40〜44m/s前後の方にはSRまたはSフレックスが標準的な選択肢です。
このヘッドスピード帯が最もテンセイ シルバー TM50の性能を引き出しやすいゾーンで、低スピンの安定した中弾道が打ちやすくなります。
「純正でも十分しっかりしている」という評価が多いのはこのヘッドスピード帯のゴルファーが中心です。
HS45m/s以上の方はSフレックスで問題なく振り切れますが、カスタムシャフトへの変更も十分検討する価値があります。
シルバーのSフレックスは純正としてはタイトな設計ですが、HS45m/s以上のハードヒッターが全力で叩きにいくと若干物足りなさを感じるケースもあるようです。
その場合はリシャフトで同系統のカスタムシャフトに換装すると飛距離アップが期待できます。
※振動数はすべて参考値です。計測条件(シャフト長・ヘッド重量)によって前後します。フレックス選びは必ず試打で確認してください。
テンセイとディアマナの違いとは?
「SIMやSIM2についていたテンセイと、最近のQi10やQi35についているディアマナって何が違うの?」という疑問を持つゴルファーは非常に多いです。
結論から言うと、どちらも三菱ケミカルとテーラーメイドが共同開発したテーラーメイド専用オリジナルシャフトです。
2024年のQi10世代からブランド名がTENSEIからDiamanaに変更されており、ディアマナはテンセイの後継にあたる純正シャフトです。
まずは世代別の流れを表で整理します。
テーラーメイド純正シャフト 世代別一覧
| 発売年 | ドライバー | スタンダード | MAXモデル | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年 | SIM | TENSEI SILVER TM50 | TENSEI BLUE TM50 | 中調子 |
| 2021年 | SIM2 | TENSEI SILVER TM50 | TENSEI BLUE TM50 | 中調子 |
| 2022年 | ステルス | TENSEI RED TM50 | TENSEI BLUE TM50 | 中調子 |
| 2023年 | ステルス2 | TENSEI RED TM50 | TENSEI BLUE TM50 | 中調子 |
| 2024年 | Qi10 | Diamana SILVER TM60 | Diamana BLUE TM50 | 中調子 |
| 2025年 | Qi35 | Diamana SILVER TM55 | Diamana BLUE TM50 | 中調子 |
※LSモデルにはDiamana BLACK TM60が装着されています。
テンセイとディアマナの比較
共通点として、両者とも三菱ケミカル製・テーラーメイド専用・中調子という基本的な設計思想は変わっていません。
しなりの安定感を重視した設計もテンセイから引き継がれており、「純正シャフトらしくない硬さ感」という評価も共通しています。
一方で違いも明確にあります。
最も注目すべきはトルクの変化で、テンセイ シルバー TM50(S)のトルクが4.0だったのに対し、後継にあたるDiamana SILVER TM55(S)のトルクは3.6とさらに絞られています。
振動数もDiamana SILVER TM55(S)は約244 CPMと計測されており、テンセイ シルバー TM50(S)の245〜255 CPM前後と比べると近い水準ながら、全体的にトルクが低くよりシャープな振り心地に進化しています。
つまりディアマナへのブランド変更は単なる名称変更ではなく、最新ヘッドの特性に合わせてよりトルクを絞り方向性の安定感を高めた「進化版」と位置づけるのが正確です。
「テンセイ シルバーから乗り換えを検討している」という方には、Diamana SILVERはテンセイ シルバーの性格を引き継ぎながらよりシャープに仕上げられた一本であるため、違和感なく移行できる可能性が高いです。
テンセイ シルバー TM50の評価と実際の口コミ

「純正シャフトだから妥協している」と思っていませんか?
テンセイ シルバー TM50は、純正シャフトの中でも特に評価が高く「カスタム要らず」と言われることも多い一本です。
ここでは実際のユーザー口コミをもとに、リアルな評価をまとめました。
良い評価・ポジティブな口コミ
最も多く聞かれる声が「曲がらない」「直進性が高い」という評価です。
「SIM純正のテンセイシルバーのSに交換してコースでHS45で振ったらラン込で270Y出た」という報告や、「テンセイシルバーなら純正の中でもしっかりめでカスタム要らず」という声が複数のゴルフサイトで確認できます。
先端剛性の高さによる方向性の安定感は、スライスを嫌がるアスリート志向の中級者から特に好評で「左に行かない安心感があるから思い切り振れる」という評価も多いです。
打感についても「思ったより柔らかく大変気に入った」「芯に当たった時の満足感がある」という声があり、純正シャフトにありがちな「頼りない感じ」がないという評価が目立ちます。
注意が必要な評価・ネガティブな口コミ
一方で「球が低い」「上がらない」という声もあります。
先端剛性が高い設計のため、ヘッドスピードが十分でない方や切り返しでタイミングが合わない方には「棒を振っているような感覚」になるケースがあるようです。
「直進性が高いが球が低い。クラブ全体が重く、マン振りしないと球が捕まらない」という口コミもあり、HS40m/s未満の方にはSRフレックスか、またはブルーへの変更を検討した方が無難という意見が多いです。
また「SRだとちょっと柔らか過ぎた」「Sだとやや重く感じた」というスペック選びに関する失敗談も見受けられ、試打せずに購入すると自分のスイングと合わないケースが出やすいシャフトとも言えます。
総合評価|こんな人に向いている・向いていない
テンセイ シルバー TM50が向いているのは、HS43m/s以上でしっかり振り切れる中級者以上のゴルファーです。
「純正シャフトでもカスタムシャフトに近いしっかり感が欲しい」「左への引っかけを抑えながら飛距離を出したい」という方には非常にマッチした一本と言えます。
一方でHS40m/s前後以下の方や、球の高さが出にくいと感じている方には少しハードすぎる可能性があります。
その場合は同じテーラーメイド純正のテンセイ ブルー TM50への変更、またはSRフレックスへのダウンを検討することをおすすめします。
まとめ:テンセイ シルバー TM50を使いこなすための10のポイント

記事の内容を振り返り、テンセイ シルバー TM50を選ぶ際の重要ポイントを10項目にまとめました。
- 純正とは思えない「しっかり感」:三菱ケミカルの技術が詰まった、叩けるアスリート向けシャフト。
- 基本は「中調子」:ただし先端剛性が高く、中元調子のような低スピン性能を持つ。
- 重量とトルクのバランス:Sで約55〜60g、トルク3.9〜4.0。純正としてはかなり絞られた数値。
- ブルーとの最大の違い:ブルーは高弾道で優しく、シルバーは低弾道で強弾道。1フレックス分の硬さの差がある。
- 捕まりすぎを抑制:左へのミスを嫌うゴルファーに最適。スライサーは要注意。
- ディアマナとの比較:テンセイは「弾きと強さ」、ディアマナは「スムーズなしなり」が特徴。
- HS 50m/sには力不足:ヘッドスピード50前後のハードヒッターは、カスタムシャフト(60g台以上)を検討すべき。
- SRフレックスの活用:HS 41〜43m/sなら、見栄を張らずにSRを選ぶのが安定への近道。
- 大型ヘッドとの相性:テーラーメイドのヘッド特性を最大限に活かすよう専用設計されている。
- 試打は必須:数値以上の硬さを感じるシャフトなので、必ず一度は振って「しなり」を感じられるか確認を。
テンセイ シルバー TM50は、正しく選べばあなたのゴルフを劇的に変えてくれるポテンシャルを秘めています。
この記事が、あなたのベストなシャフト選びの一助となれば幸いです。次のラウンド、シルバーの輝くシャフトと共に、最高の一打を放ってください!




