※この記事にはプロモーションを含みます
「アッタス11(ジャック)が廃番になったら何に替えればいい?」「もっと安い似たシャフトはある?」「アッタス11が合っていたけど、さらに上のレベルを探したい」——そんな悩みを持つゴルファーに向けた記事です。
2019年9月13日に発売されたアッタス11(ジャック)は、「飛びの切り札」というキャッチコピーが示すとおり、ATTASシリーズ史上最高の高弾道を実現したモデルとして、アマチュア・プロを問わず幅広い層に支持されてきました。
発売から5年以上が経過した今もなお新品・中古を問わず市場での流通が続いており、「同じような特性を持つシャフトに乗り換えたい」という声も多く聞かれます。
この記事では、アッタス11の核心にある性能「高弾道+適度な捕まり+デュアル・トルク・システムによるやさしさ」の3軸を基準に、同じ恩恵を得られる代替シャフトを厳選して紹介します。
この記事を読むとわかること:
- アッタス11(ジャック)の正確な特性と、代替シャフトを選ぶための評価軸
- 同メーカー(USTマミヤ)内で最も近いモデル3本の詳細比較
- 他メーカーから選ぶ代替候補4本と、それぞれの「似ている点・違う点」
- 「なぜ似ているのか」「どこが違うのか」「どんな人が乗り換えるべきか」
- シャフト選びの前に知っておくべき落とし穴と失敗しない3原則
シャフト選びの最終確認として活用してください。
アッタス11(ジャック)とは|発売日・特徴・合う人を解説
2019年9月13日発売。USTマミヤ(シャフトラボ)によるATTASシリーズの11代目で、ドライバー・フェアウェイウッド対応のカーボンシャフトです。
「11(ジャック)」というネーミングはトランプの11からきており、4代目「ATTAS 4U」と7代目「ATTAS G7」、2モデルの特性を受け継いだ集大成として開発されました。
調子は中調子。スペックは4Rから7Xまで幅広く展開されています。
| 重量帯 | フレックス |
|---|---|
| 40g台 | 4R・4S・4X |
| 50g台 | 5R・5SR・5S・5X |
| 60g台 | 6SR・6S・6X |
| 70g台 | 7S・7X |
最大の特徴は「デュアル・トルク・システム」。
中間部のねじれ剛性を高め、手元と先端のトルクをあえて抑えることで、切り返しでタメが自然に生まれ、インパクトでヘッドが上を向く挙動を実現。
これがATTAS史上最高の高弾道と、いわゆる「ダブルキック」のフィーリングを生み出しています。
特に以下のようなゴルファーに効果を発揮します。
- 弾道が低めで飛距離をロスしているゴルファー
- スライス・右方向のミスを減らしたいゴルファー
- 低スピンヘッドで球が上がりにくいと感じているゴルファー
- ボディターン主体でオートマチックに打ちたいゴルファー
- しなりを「感じすぎず」、安定感を重視するゴルファー
なお、COOOL(9代目)以降のATTASシリーズは他社比で半フレックス程度柔らかめの設定です。他社シャフトから乗り換える際はフレックス選びに注意が必要です。
アッタス11の「何が似ているのか」を正確に定義する
アッタス11に似たシャフトを探すとき、まず「何が似ているのか」を明確にしないと間違った選択をします。
「調子が同じ」「メーカー表記が似ている」だけで選ぶと、実際の挙動がまったく異なるケースが多々あります。以下の3軸を基準に考えることが正確な代替選びの出発点です。
① 弾道特性が似ている(高弾道×捕まり)
アッタス11最大の特徴は、打ち出し角が高く、かつボールが捕まるという二刀流です。通常、捕まりの良いシャフトは弾道が低くなる傾向がありますが、アッタス11はこの常識を覆しています。この特性を再現できることが「似ている」の第一条件です。
② 挙動・フィーリングが似ている
手元と先端のトルク差が生み出すダブルキック設計で、タイミングが取りやすく体の回転に素直に反応します。しなりを感じにくく「棒っぽい」とも評される独特の中間剛性の高さも、アッタス11ならではの特徴です。
③ 対象ゴルファー層が似ている
低弾道スライサーや体の回転主体のスイングタイプに有効なシャフトであることが「似ている」の第三条件です。
また、代替選びでよく起きる落とし穴として「捕まり系」の定義があります。
アッタス11の捕まりは先端トルクによる打ち出し角の増加によるものです。
シャフト全体の走りで捕まりを生むタイプとは設計思想が異なるため、同じ「捕まり系」でもメカニズムの違いを確認することが重要です。
アッタス11に似たシャフト7選|目的別おすすめ比較
以下の7本を「高弾道×捕まり」の視点から厳選しました。同メーカー内の後継・類似モデルと、他メーカーの代替候補を分けて解説します。
| No. | シャフト名 | メーカー | 調子 | 似ている点 | 違う点 | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アッタスクール | USTマミヤ | 先中調子 | 高弾道・捕まり系 | 捕まりのメカニズムが異なる (シャフト全体の走りによる捕まり) | 弾道を上げつつ 捕まりも欲しい方 |
| 2 | アッタスキング | USTマミヤ | 先調子 | 高弾道・強捕まり・ 先端がよく動く | 先調子だが四軸織物設計により 癖が少なく幅広いゴルファーに対応 | 捕まり+高弾道を 両立したい方 |
| 3 | ジ・アッタスV2 | USTマミヤ | 中調子 | クセなし・ タイミング取りやすい | 捕まりと弾道はニュートラル寄り | 方向性を最優先 したい方 |
| 4 | ツアーAD MJ | グラファイト デザイン | 中調子 | 高打ち出し・低スピン・ 先端が走る | ジャックより先端の走りが 鋭くシャープな打感 | 弾道を上げつつ 安定感も欲しい方 |
| 5 | ディアマナ GT | 三菱ケミカル | 先中調子 | 捕まり系・低スピン・ 高弾道傾向 | スライサー補正はジャックより穏やか。 操作性も残る | 捕まりを求めつつ 操作性も欲しい方 |
| 6 | スピーダー NX | フジクラ | 中調子 | タイミング取りやすい・ 適度な捕まり | 弾道の高さはジャックほどではない | 安定性と適度な捕まりの バランス重視の方 |
| 7 | ディアマナ RB | 三菱ケミカル | 先中調子 | 先端が走る・捕まり系・ 高弾道傾向 | しなり感がジャックより豊か | しなりを感じながら 高弾道を打ちたい方 |
① ATTAS COOOL|USTマミヤ
アッタスクールは、先中調子で、シャフト全体の走りによってボール初速と捕まりを最大化する設計です。
高弾道という方向性はジャックと共通していますが、捕まりのメカニズムが異なります。
ジャックが先端トルクによる打ち出し角の増加で高弾道を実現するのに対し、COOOLはシャフト全体のしなり戻りで初速と捕まりを生み出します。
振り心地はジャックより動きを感じやすく、走り感が強めです。
- 弾道の高さ:◎(ジャックと同等)
- 捕まり:○(捕まり系だがメカニズムが異なる)
- おすすめ:高弾道と捕まりを求めつつ、より走り感のあるシャフトが好みの方
② ATTAS KING|USTマミヤ
アッタスキングは、先調子モデル。手元から中間部に四軸織物を採用することで、先調子特有の癖を抑えながら強い捕まりと高弾道を実現しています。
「つかまる、そして飛びのキング」というコンセプト通り、アッタスシリーズの中で最も捕まる設定です。
先端の走り感はジャックより強めで、スライスに悩むゴルファーへの補正効果は高い一方、インサイドアウト軌道の方は左への引っかけに注意が必要です。
- 弾道の高さ:○(ジャックと同等かやや高め)
- 捕まり:◎(ジャックより強め)
- おすすめ:スライスを確実に矯正したい方、捕まり最優先で選びたい方
③ ジ・アッタス V2|USTマミヤ
The ATTAS(ジ・アッタス)V2は、「どまっすぐ」をコンセプトに掲げる中調子シャフト。
クセのない振り心地と手元から先端までスムーズな剛性感は、ジャックの「棒っぽい安定感」に通じる部分があります。
ただし弾道はジャックほど高くならず、捕まりもニュートラル。スライスや低弾道の悩みを解消するというよりも、方向性の安定を最優先にしたい方向けです。
- 弾道の高さ:△(ジャックよりやや低め)
- 捕まり:△(ニュートラル)
- おすすめ:弾道よりフィーリングの近さを優先したい方
④ ツアーAD MJ|グラファイトデザイン
ツアーAD MJは、他メーカーの中でジャックに最も弾道特性が近い一本。
中調子ながら手元・中間の剛性が高く、インパクト直前に先端が鋭く走り出す挙動はジャックのダブルキックと方向性が一致しています。
高打ち出し×低スピンという弾道特性の再現度が高く、ツアーADブランドらしい方向性の安定感も兼ね備えます。
ただし先端の走りはジャックよりシャープで、より引き締まった打感です。
- 弾道の高さ:◎(ジャックと同等)
- 捕まり:○(ジャックよりやや弱め)
- おすすめ:弾道特性を維持しつつ方向性も改善したい方
⑤ ディアマナ GT|三菱ケミカル
ディアマナ GTは、先中調子の捕まり系シャフトで、スライスの吹け球を抑えながら高弾道を狙えるという方向性はジャックと共通しています。
ただしジャックほどの強い捕まりではなく、「適度に捕まりつつ操作性も残す」バランス型です。
切り返しの間が取りやすく、弾き感もあるため幅広いスイングタイプに対応できます。
- 弾道の高さ:○(ジャックと同等かやや低め)
- 捕まり:○(ジャックより穏やか)
- おすすめ:捕まりすぎが怖いが弾道は上げたい方
⑥ スピーダー NX|フジクラ
スピーダー NXは、中調子でほどよく捕まるシャフト。
タイミングの取りやすさとオートマチック性はジャックに通じる部分があり、スムーズなしなりでスインガータイプに向いています。
ただし弾道の高さはジャックほどではなく、スライス補正効果も穏やか。
「もう少しコントロールを重視したい」という方の乗り換え先として適しています。
- 弾道の高さ:△(ジャックより低め)
- 捕まり:○(ほどよく捕まる)
- おすすめ:ジャックより安定感・コントロール性を重視したい方
⑦ ディアマナ RB|三菱ケミカル
ディアマナ RBは、先中調子寄りの設計でシャフト先端がしっかり動き、捕まりと高弾道傾向という方向性はジャックと近いものがあります。
ジャックとの最大の違いはしなり感の豊かさ。
ジャックを「棒っぽい・しなりを感じにくい」と感じていた方で、弾道特性はそのままにしなり感を加えたい場合に最適な乗り換え先です。
- 弾道の高さ:○(ジャックと同等)
- 捕まり:○(適度な捕まり、ドロー傾向)
- おすすめ:ジャックのしなり感のなさが物足りなかった方
あなたの悩み別|最適な代替シャフトの選び方
アッタス11から乗り換えたい理由別に、最適な代替シャフトをまとめました。
同等の性能をアッタスシリーズで探したい
→ ATTAS KINGがおすすめ。シリーズ内で弾道の高さと捕まりのバランスが最もジャックに近いモデルです。
もっとしなり感が欲しい
→ ディアマナ RBがおすすめ。弾道特性はジャックに近いまま、しなりを感じやすい振り心地に変わります。
スライスは治ったのでフェード系に戻したい
→ ジ・アッタス V2またはスピーダー NXがおすすめ。捕まりを穏やかにしつつ、タイミングの取りやすさは維持できます。
弾道の高さを維持して捕まりを落としたい
→ ATTAS COOOLまたはツアーAD MJがおすすめ。高弾道はそのままに、方向性の改善が期待できます。
コントロール性を上げたい
→ ディアマナ GTがおすすめ。捕まりを穏やかにしながら弾道の高さはある程度維持できます。
ヘッドスピードが上がったのでステップアップしたい
→ ツアーAD MJ(硬めフレックス)がおすすめ。弾道特性を維持しながらより高いヘッドスピードに対応できます。
まとめ:アッタス11の代替選びで失敗しないために
アッタス11(ジャック)は「高弾道×捕まり×ダブルキック」という希少な特性を持つシャフトです。完全に同じものは存在しませんが、この記事で紹介した7本はその特性を高い精度で再現できる候補です。
代替シャフトを選ぶ際は、まず「なぜアッタス11が合っていたのか」を言語化することが出発点です。弾道が上がったから、スライスが減ったから、タイミングが取りやすかったから——どの特性が自分に効いていたのかを明確にすることで、最適な一本に大きく近づきます。
同メーカー内で探すならATTAS KING、フィーリングの近さを優先するならジ・アッタス V2、他メーカーで弾道特性が最も近いのはツアーAD MJ、しなり感も加えたいならディアマナ RBを第一候補にしてみてください。
また、他メーカーへ移行する際はフレックスの基準が異なる点に注意が必要です。アッタス11を含むCOOOL以降のATTASシリーズは他社比で半フレックス程度柔らかめの設定のため、同じフレックス表記でも感覚が変わる場合があります。必ず試打で確認してから購入することをおすすめします。






