プロジェクトX LZが合う人の特徴とは?重量・フレックス選びと他シャフトとの違いを徹底解説

※この記事にはプロモーションを含みます

「ダイナミックゴールドが少し重く感じるようになってきた」「無印のプロジェクトXでは中間部のしなりを感じにくい」と悩んでいませんか?

そのようなゴルファーが比較候補にできるアイアン用スチールシャフトが、トゥルーテンパーの「PROJECT X LZ」です。

PROJECT X LZは、手元側と先端側を補強しながら中間部の剛性を低くしたLoading Zoneを採用し、PROJECT Xシリーズの安定感と中間部のしなりを両立することを目指しています。

カット前重量は110~125g、キックポイントは中元調子で、重量やフレックスによって振り心地が異なる点も重要です。

本記事では、プロジェクトX LZが合う人・合わない人の特徴、5.0・5.5・6.0・6.5の選び方、ダイナミックゴールドやN.S.PRO MODUS³ TOUR 120との違いまで詳しく解説します。

プロジェクトX LZが合う人・合わない人を最初に確認

プロジェクトX LZが合う人は、中元調子の中間部に負荷をかけながら、シャフトのしなりを感じてアイアンを振りたい人です。

一方、軽量シャフトを使用している人や、先端側が動いて球を上げやすいシャフトを求める人には、重量や剛性が合わない可能性があります。

確認項目プロジェクトX LZが合う可能性が高い人慎重に判断したい人
現在のシャフト110~130g前後100g未満の軽量シャフト
求める振り心地中間部のしなりを感じたい全体の一体感や先端の走りを求める
切り返しシャフトへ適度に負荷をかける負荷が小さくゆったり振る
弾道中弾道で高さをコントロールしたいシャフトの動きで高弾道を打ちたい
比較中のモデルPROJECT X・Dynamic Gold・MODUS³ TOUR 120N.S.PRO 950GHなどの軽量モデル

プロジェクトX LZが合う人の特徴

プロジェクトX LZが合う人は、手元側と先端側のしっかり感を保ちながら、中間部のしなりを感じてタイミングを取りたい人です。

現在使用しているシャフトが110~130g前後で、もう少し中間部の動きを感じたい場合にも比較しやすいモデルです。

中弾道を基準に、高さや左右の球筋をコントロールしたい人も候補にできます。

プロジェクトX LZが合わない人の特徴

100g未満の軽量スチールシャフトやカーボンシャフトを使用している人は、110~125gの重量を負担に感じる可能性があります。

シャフトの先端側が動いて球を上げてくれる感覚や、強い弾き感を求める人とも方向性が異なります。

中間部のしなりを柔らかく感じる人もいるため、無印PROJECT Xのような張りの強い振り心地を好む場合は試打が必要です。

ヘッドスピードだけでは選べない理由

トゥルーテンパージャパンのPROJECT X LZ製品ページでは、各フレックスに対応する一律の推奨ヘッドスピードは公表されていません。

同じヘッドスピードでも、使用中のシャフト重量、スイングテンポ、切り返しの強さ、アイアンのロフトによって適正スペックは変わります。

ヘッドスピードは候補を絞る参考にとどめ、平均キャリー、打ち出し角、スピン量、打点、左右の分散を試打で確認することが重要です。

プロジェクトX LZとは?Loading Zoneの特徴と構造

プロジェクトX LZは、PROJECT Xシリーズに属するステップレス構造のアイアン用スチールシャフトです。

中間部に設けられたLoading Zoneによって、シャフトへ加わるエネルギーの伝達を最大化・最適化することを目指しています。

中間部がしなるLoading Zone Technology

プロジェクトX LZの中心となる技術が、シャフト中間部に設けられたLoading Zoneです。

手元側と先端側を補強しながら中間部の剛性を低くすることで、中間部にしなりを感じやすい構造になっています。

中間部のしなりとスイングのタイミングが合えば、切り返しからインパクトまで一定のリズムで振りやすくなる可能性があります。

手元側と先端側を補強したトリプル・ウォール構造

プロジェクトX LZには、シャフト内部の肉厚を調整するトリプル・ウォール・テクノロジーが採用されています。

手元側と先端側を補強し、中間部の剛性を低くすることで、PROJECT Xらしいしっかり感を残しながらLoading Zoneを作っています。

ただし、実際に感じる硬さやしなり量は、選ぶフレックス、クラブ長、ヘッド重量、スイングによって異なります。

キックポイントは中元調子

プロジェクトX LZのキックポイントは、5.0から6.5まですべて中元調子です。

無印PROJECT Xは元調子であるため、同じフレックス表記でも、PROJECT X LZの方が中間部のしなりを感じやすい設計になっています。

中元調子だから必ず球が上がるわけではなく、実際の弾道はヘッドのロフト、入射角、打点などにも左右されます。

ステップのないステップレス構造

プロジェクトX LZは、無印PROJECT Xと同様に、外側に大きな段差がないステップレス構造を採用しています。

一般的なステップ付きスチールシャフトとは外観が異なり、番手ごとに設定された専用シャフトを使用するコンスタントウェイト設計です。

番手に合わないシャフトを装着すると本来の重量や硬さの流れが変わるため、リシャフトは専門店やゴルフ工房へ依頼する必要があります。

プロジェクトX LZのスペックとフレックスの選び方

プロジェクトX LZには、5.0・5.5・6.0・6.5の4種類が用意されています。

数値が大きくなるほどカット前重量が増えますが、一般的なR・S・Xと完全に一致する公式な換算基準はありません。

フレックスカット前重量カット後重量の参考値キックポイント
5.0110g103g中元調子
5.5115g108g中元調子
6.0120g113g中元調子
6.5125g118g中元調子

プロジェクトX LZ 5.0が合う人

プロジェクトX LZ 5.0は、カット前重量110gで、シリーズの中では最も軽いスペックです。

現在105~115g前後のシャフトを使用している人や、PROJECT X LZの中間部のしなりを比較的感じやすい重量で試したい人が候補にできます。

重量を軽くしても打点やスイングテンポが乱れないか、5.5と打ち比べて判断することが重要です。

プロジェクトX LZ 5.5が合う人

プロジェクトX LZ 5.5は、カット前重量115gで、5.0と6.0の中間に位置するスペックです。

現在110~120g前後のシャフトを使用している人や、振り切りやすさと重量感のバランスを求める人が比較できます。

一般的にS相当と紹介される場合がありますが、硬さの感じ方はほかのメーカーのSフレックスと同じではないため、表記だけで判断できません。

プロジェクトX LZ 6.0が合う人

プロジェクトX LZ 6.0は、カット前重量120gで、重量のあるスチールシャフトを継続して使用している人が比較しやすいスペックです。

現在Dynamic Gold S200、PROJECT X 6.0、120g前後のシャフトを使用している場合は、重量差と振り心地を確認する候補になります。

ただし、同じ120gの表記でもカット後重量や剛性分布は異なるため、重量だけで同等の振り心地になるとは限りません。

プロジェクトX LZ 6.5が合う人

プロジェクトX LZ 6.5は、カット前重量125gで、シリーズの中では最も重いスペックです。

120g台のシャフトを無理なく振り切れ、切り返しでシャフトへ強く負荷をかけても打点とスイングテンポが安定する人が候補にできます。

重量と硬さが不足して左へのミスが出ている場合に比較できますが、6.5を選ぶだけで左へのミスを防げるわけではありません。

数値フレックスを一般的なSやXへ置き換えない

PROJECT Xシリーズの5.0・5.5・6.0・6.5は、メーカー独自のフレックス表示です。

5.5をS、6.0をS+、6.5をXと紹介する販売店もありますが、ほかのシャフトメーカーとの共通規格ではありません。

現在使用しているシャフトのアルファベット表記ではなく、実際の重量、振動数、弾道、振り心地を基準に選ぶ必要があります。

プロジェクトX LZが合う人の4つの特徴

プロジェクトX LZの特性を生かしやすいかどうかは、ヘッドスピードだけでなく、シャフトへ負荷をかける位置や求める弾道によって決まります。

ここでは、プロジェクトX LZが合う可能性の高い人を4つの特徴から確認します。

1.中間部のしなりを感じて振りたい人

プロジェクトX LZは、手元側と先端側を補強しながら、中間部の剛性を低くしたシャフトです。

切り返しで中間部へ適度な負荷をかけ、そのしなりを感じながら振る人が比較しやすい特性を持っています。

中間部のしなりを感じにくいシャフトでは打ち急いでしまう人も、試打する価値があります。

2.110~125gの重量帯を振り切れる人

プロジェクトX LZのカット前重量は110~125gで、軽量スチールシャフトよりも重量があります。

ラウンド後半までヘッドスピード、打点、フィニッシュを維持できる人でなければ、重量が負担になる可能性があります。

練習場の数球だけでなく、複数球を続けて打ち、スイングテンポやキャリーが低下しないかを確認することが重要です。

3.手元側と先端側のしっかり感を求める人

PROJECT X LZは、中間部にしなりを持たせながら、手元側と先端側を補強しています。

シャフト全体が大きく動く感覚ではなく、中間部の負荷を感じながら振りたい人が候補にできます。

ただし、「しっかりしている」「柔らかい」といった感覚はスイングによって変わるため、同じフレックス表記の無印PROJECT Xとも比較が必要です。

4.中弾道で高さをコントロールしたい人

プロジェクトX LZは、中弾道に位置づけられているアイアンシャフトです。

低い弾道だけを求めるのではなく、状況に応じて高さを変えながらグリーンを狙いたい人が比較できます。

実際の打ち出し角とスピン量はヘッドやスイングにも左右されるため、シャフトだけで高弾道や低スピンになるとは断定できません。

プロジェクトX LZが合わない人の特徴

プロジェクトX LZは、すべてのゴルファーに適合するシャフトではありません。

重量や中間部のしなり方が現在のスイングに合わない場合は、ミート率やキャリーが低下する可能性があります。

100g未満の軽量シャフトを使用している人

現在80~100g前後の軽量スチールシャフトを使用している人は、最も軽い5.0でも重く感じる可能性があります。

シャフト重量が急に増えると、ダウンスイングが遅れたり、ラウンド後半に振り切れなくなったりする場合があります。

重量を増やす場合は一度に大きく変更せず、現在のクラブとの総重量差を確認して判断することが重要です。

シャフトの動きで球を上げたい人

プロジェクトX LZは中間部にしなりを持たせていますが、手元側と先端側は補強されています。

先端側が大きく動き、シャフトがボールを拾い上げてくれるような感覚を求める人には、硬く感じられる可能性があります。

アイアンの球が低い場合は、LZだけでなく、より軽いシャフトや先端側が動きやすいモデルも比較する必要があります。

無印PROJECT Xの張りの強さを好む人

無印PROJECT Xは元調子で、コントロール性能を重視した重量のあるシャフトです。

プロジェクトX LZは中間部の剛性を低くしているため、無印PROJECT Xの振り心地を好む人には、中間部が動きすぎると感じられる場合があります。

同じ数値フレックスを選んでも振り心地は異なるため、無印PROJECT Xから移行するときは必ず試打が必要です。

中間部のしなりとタイミングが合わない人

切り返しからインパクトまでシャフト全体を一体として感じたい人は、LZ特有の中間部のしなりがタイミングに合わない場合があります。

しなり戻る前にインパクトを迎えると、右への打ち出しや打点のばらつきにつながる可能性があります。

一方、しなり戻りが早く感じる人は左へのミスが増える場合があるため、結果を弾道測定器で確認することが重要です。

プロジェクトX LZとダイナミックゴールドの違い

プロジェクトX LZとDynamic Goldは、重量だけでなく、キックポイントや外観、剛性分布が異なります。

Dynamic Goldから乗り換える場合は、軽量化できるかだけでなく、中間部のしなり方がスイングに合うかを確認する必要があります。

重量とキックポイントの違い

Dynamic Goldのテーパー仕様は、S200がカット前重量129g、X100が130gで、キックポイントは元調子です。

プロジェクトX LZは110~125gの中元調子で、選ぶフレックスによってDynamic Goldより4~19g軽くなります。

ただし、LZ 6.5とDynamic Gold S200の重量差は4gにとどまるため、必ず大幅に軽くなるわけではありません。

しなりを感じる位置の違い

Dynamic GoldとプロジェクトX LZでは、シャフトの剛性分布としなりを感じる位置が異なります。

プロジェクトX LZは中間部の剛性を低くしているため、切り返しからダウンスイングで中間部の負荷を感じやすい設計です。

どちらがタイミングを取りやすいかはスイングによって異なるため、同じヘッドとロフトで比較する必要があります。

弾道の違い

Dynamic Goldは低い弾道を求めるゴルファーに向けたシャフトで、プロジェクトX LZは中弾道に位置づけられています。

Dynamic Goldで打ち出しが低い人は、LZへ替えることで高さが変化する可能性があります。

ただし、ロフト、入射角、打点も弾道に影響するため、LZへ替えれば必ず高くなるとは限りません。

Dynamic Goldから乗り換えるときの選び方

Dynamic Gold S200から軽量化したい場合は、プロジェクトX LZ 5.5や6.0が比較候補になります。

5.5は115g、6.0は120gで、Dynamic Gold S200よりカット前重量をそれぞれ14g、9g軽くできます。

重量だけで決めず、スピン量、最高到達点、キャリー、左右の分散が安定する方を選ぶことが重要です。

プロジェクトX LZとN.S.PRO MODUS³ TOUR 120の違い

PROJECT X LZとN.S.PRO MODUS³ TOUR 120は、どちらも中間部の剛性を低くした設計です。

一方、手元側の剛性や重量設定が異なるため、同じように中間部がしなるシャフトとして一括りにすることはできません。

剛性分布の違い

PROJECT X LZは、手元側と先端側を補強し、中間部の剛性を低くした設計です。

N.S.PRO MODUS³ TOUR 120は、先端部の剛性を高め、中間部と手元部の剛性を低めに設定しています。

どちらも中間部にしなりを感じやすいものの、手元側を含む剛性分布が異なるため、切り返しで受ける感覚にも違いがあります。

重量の違い

PROJECT X LZは、5.0が110g、5.5が115g、6.0が120g、6.5が125gです。

N.S.PRO MODUS³ TOUR 120は、Rが111g、Sが114g、Xが120g、TXが126gとなっています。

重量帯は近いものの、同じ重量だから同じ硬さや振り心地になるわけではありません。

引っかけや方向安定性は試打で判断する

PROJECT X LZの方がN.S.PRO MODUS³ TOUR 120よりも引っかけを防ぎやすいとは一律に判断できません。

左へのミスには、フェース向き、スイング軌道、打点、ライ角、ヘッドの重心設計なども影響します。

同じヘッドとクラブ長で試打し、打ち出し方向と左右の着弾範囲を比較することが重要です。

プロジェクトX LZと無印PROJECT Xの違い

プロジェクトX LZと無印PROJECT Xは、フレックス表示と重量帯が似ていますが、キックポイントと剛性分布が異なります。

無印PROJECT Xの低弾道特性をそのまま残したモデルではなく、中間部のしなりを加えた別設計として比較する必要があります。

キックポイントと剛性設計の違い

無印PROJECT Xは元調子で、各番手に適したテーパー角を設定したコントロール性能重視のシャフトです。

プロジェクトX LZは中元調子で、手元側と先端側を補強しながら、中間部の剛性を低くしています。

無印では中間部の動きを感じにくい人でも、LZではLoading Zoneのしなりを感じられる可能性があります。

同じフレックスでも振り心地は異なる

無印PROJECT XとPROJECT X LZは、同じ5.5や6.0でも振り心地が同じではありません。

メーカーの参考測定では、番手によって両モデルの振動数の関係が異なり、数値フレックスだけで硬さを単純比較できません。

無印PROJECT X 6.0を使用しているからといって、LZでも自動的に6.0が適正になるとは限らない点に注意が必要です。

弾道特性の違い

無印PROJECT Xは、元調子でコントロール性能を重視したハードヒッター向けシャフトです。

PROJECT X LZは中弾道に位置づけられ、中間部のしなりを利用して高さをコントロールしやすい設計を目指しています。

実際の弾道差はヘッドとスイングによって変わるため、打ち出し角、スピン量、キャリーを測定して比較する必要があります。

プロジェクトX LZと人気スチールシャフトを比較

PROJECT X LZを選ぶときは、重量だけでなく、キックポイント、しなりを感じる位置、求める弾道を比較します。

各モデルの特徴を整理し、現在の不満を改善できる可能性があるシャフトから試打してください。

シャフト主な重量キックポイント特徴
PROJECT X LZ110~125g中元調子手元・先端を補強し、中間部の剛性を低くした設計
PROJECT X115~130g元調子コントロール性能を重視した重量級モデル
Dynamic Gold129~130g元調子低い弾道と重量感が特徴
N.S.PRO MODUS³ TOUR 120111~126g中元調子高剛性の先端部と低剛性の中間部が特徴

Dynamic Goldより軽くしたい場合

Dynamic Gold S200の129gから軽量化したい場合は、PROJECT X LZ 5.0・5.5・6.0が比較候補になります。

最も差が小さい6.5でも4g軽くなりますが、重量差が小さいため、振り心地の変化は剛性分布にも左右されます。

軽さだけでなく、平均キャリー、打点、スイングテンポを基準に選びます。

MODUS³ TOUR 120から替える場合

N.S.PRO MODUS³ TOUR 120とPROJECT X LZは重量帯が近いため、総重量を大きく変えずに剛性分布の異なるシャフトを比較できます。

MODUS³ TOUR 120の手元側のしなりが合わない場合は、手元側を補強したLZを試す方法があります。

ただし、LZの方が硬い、つかまりを抑えられる、方向性が高いとは一律に判断できません。

無印PROJECT Xから替える場合

無印PROJECT Xの中間部にしなりを感じにくい場合は、PROJECT X LZが比較候補になります。

重量を近づける場合は同じ数値フレックスだけでなく、ひとつ下や上のスペックも試す必要があります。

弾道だけでなく、切り返しでの負荷、インパクトまでのタイミング、打点の安定性を確認してください。

プロジェクトX LZとアイアンヘッドの相性

PROJECT X LZは、キャビティ、中空、マッスルバックなど、さまざまなアイアンヘッドへ装着できます。

ただし、ヘッドの形状だけで相性を断定することはできず、ヘッド重量、ロフト、重心設計との組み合わせが重要です。

キャビティアイアンと組み合わせる場合

キャビティアイアンへPROJECT X LZを装着するときは、ヘッドのつかまりとシャフトのタイミングが合うかを確認します。

つかまりの強いヘッドでは左への打ち出し、フェースが開きやすいヘッドでは右への打ち出しが増えないかを見る必要があります。

ヘッド形状だけで判断せず、実際の打ち出し方向と左右の分散を確認することが重要です。

中空アイアンと組み合わせる場合

中空アイアンはロフトや重心設計によって、打ち出し角やスピン量が大きく異なります。

低重心で球が上がりやすいヘッドにLZを装着する場合は、最高到達点とスピン量が増えすぎていないか確認します。

飛距離性能の高いヘッドでは、最も飛んだ1球ではなく、番手ごとの平均キャリーと距離差を基準に選びます。

マッスルバックと組み合わせる場合

マッスルバックへPROJECT X LZを装着する場合は、打点のばらつきと必要な弾道の高さを確認します。

LZの中間部のしなりがタイミングに合えば、スイング中の負荷を感じながら高さをコントロールできる可能性があります。

ただし、ミスへの寛容性は主にヘッド設計によって決まるため、シャフトだけで打点のミスを補えるとは限りません。

プロジェクトX LZとドライバーシャフトの重量バランス

アイアンにPROJECT X LZを装着する場合でも、ドライバーシャフトの重量やキックポイントを一律に決めることはできません。

アイアンとドライバーではクラブ長、ヘッド重量、求める弾道が異なるため、それぞれの適合性を確認して選びます。

60g台や70g台に限定する必要はない

PROJECT X LZは110~125gですが、ドライバーシャフトを60g台後半や70g台に限定する必要はありません。

アイアンに重量のあるシャフトを使用していても、ドライバーでは40g台や50g台が合う場合があります。

クラブ全体の重量の流れだけでなく、ヘッドスピード、打点、キャリー、左右の分散を確認して決めます。

キックポイントをそろえる必要はない

アイアンが中元調子だからといって、ドライバーまで中元調子や元調子にそろえる必要はありません。

ドライバーではヘッドのつかまり、スピン性能、ロフト、クラブ長によって適正なシャフト特性が変わります。

同じ調子に統一することよりも、各クラブで目的の弾道と安定した打点を得られることが重要です。

プロジェクトX LZを試打するときの確認ポイント

プロジェクトX LZを選ぶときは、振った直後の印象や最も飛んだ1球だけで判断しないことが重要です。

現在のシャフトと同じヘッド、ロフト、クラブ長で複数球を打ち、数値と着弾範囲を比較します。

同じヘッドでフレックスを比較する

5.0・5.5・6.0・6.5を比較するときは、可能な限り同じヘッドとクラブ長を使用します。

ヘッドやロフトが異なると、打ち出し角、スピン量、キャリーが変わるため、シャフトだけの違いを判断できません。

使用予定のアイアンヘッドで複数のフレックスを試し、平均値が安定するスペックを選びます。

7番アイアンの平均キャリーを確認する

試打では最も飛んだ1球ではなく、複数球の平均キャリーを確認します。

飛距離が伸びても、球ごとのキャリー差が大きくなれば、グリーンを狙うアイアンとして距離を合わせにくくなります。

現在のシャフトと比較し、平均キャリーと前後のばらつきが安定するかを確認してください。

左右の着弾範囲を確認する

PROJECT X LZがスイングに合っているかは、左右の着弾範囲からも判断できます。

左への引っかけや右へのプッシュが増える場合は、中間部のしなり戻りとスイングのタイミングが合っていない可能性があります。

重量やフレックスを変更し、打ち出し方向と曲がり幅の両方を比較することが重要です。

打ち出し角とスピン量を確認する

PROJECT X LZは中弾道に位置づけられていますが、実際の弾道はヘッドとスイングによって変わります。

打ち出し角だけでなく、バックスピン量、最高到達点、落下角度を確認すると、グリーンで止めやすい弾道か判断できます。

低スピンで飛んだかどうかだけではなく、番手に必要なキャリーと停止性能を確保できているかを確認します。

試打後半まで振り切れるか確認する

110~125gのシャフトは、試打の最初には振れても、球数が増えると重く感じる場合があります。

後半にヘッドスピードやキャリーが低下したり、打点がフェース下部やヒール側へ移ったりしないか確認します。

ラウンド後半を想定し、無理なくフィニッシュまで振り切れる重量を選ぶことが重要です。

プロジェクトX LZに関するよくある質問

プロジェクトX LZを選ぶときは、5.5と6.0の違い、推奨ヘッドスピード、弾道、ほかのシャフトとの硬さの違いなどに疑問が生じます。

購入やリシャフトの前に確認したい内容を、よくある質問として整理します。

プロジェクトX LZ 5.5の推奨ヘッドスピードは?

トゥルーテンパージャパンの製品ページでは、LZ 5.5に対応する一律の推奨ヘッドスピードは公表されていません。

ヘッドスピードが同じでも、切り返しの強さ、使用中のシャフト重量、スイングテンポによって適正フレックスは変わります。

5.5だけで決めず、5.0や6.0とも打ち比べ、平均キャリー、打点、左右の分散が安定するスペックを選びます。

プロジェクトX LZ 5.5はS相当ですか?

販売店などでは5.5をS相当と表現することがありますが、一般的なSフレックスとの共通規格ではありません。

メーカーやモデルによって剛性分布、重量、振動数が異なるため、Sという表記だけで硬さを比較することはできません。

現在使用しているSシャフトより硬く感じる場合も柔らかく感じる場合もあるため、試打による確認が必要です。

プロジェクトX LZ 5.5と6.0はどちらが合いますか?

5.5はカット前重量115g、6.0は120gで、6.0の方が5g重いスペックです。

振り切りやすさを優先する人は5.5、重量感としっかりした振り心地を求める人は6.0が比較候補になります。

ただし、ヘッドスピードだけで選ばず、後半までスイングテンポと打点を維持できる方を選ぶことが重要です。

プロジェクトX LZは球が上がりますか?

PROJECT X LZは中弾道に位置づけられており、低弾道を特徴とする無印PROJECT XやDynamic Goldと弾道差が出る可能性があります。

ただし、中間部がしなるからといって、すべての人が高い球を打てるわけではありません。

球が上がるかどうかは、ロフト、重心設計、入射角、打点にも左右されるため、打ち出し角と最高到達点を試打で確認します。

プロジェクトX LZは低スピンですか?

PROJECT X LZを一律に低スピンシャフトと断定することはできません。

メーカーはLoading Zoneによるエネルギー伝達の最大化・最適化を説明していますが、すべてのゴルファーが低スピンになるとは示していません。

実際のスピン量は、ヘッド、ロフト、ボール、入射角、打点によって変わるため、弾道測定器で確認する必要があります。

ダイナミックゴールドS200から軽くできますか?

Dynamic Gold S200はカット前重量129gで、PROJECT X LZは110~125gです。

LZ 5.5なら14g、LZ 6.0なら9g、LZ 6.5なら4g軽くできます。

ただし、剛性分布とバランスポイントも異なるため、カット前重量の差がそのまま振ったときの軽さになるとは限りません。

プロジェクトX LZは初心者にも使えますか?

初心者という理由だけで、PROJECT X LZが使えないわけではありません。

ただし、最も軽い5.0でも110gあるため、軽量シャフトの方が振り切りやすい人には重く感じられる可能性があります。

ゴルフ歴ではなく、スイングテンポ、体力、打点、現在使用しているシャフト重量から判断することが重要です。

中古のプロジェクトX LZを購入しても大丈夫ですか?

中古のPROJECT X LZを購入するときは、フレックスだけでなく、対応番手とシャフト長を確認します。

PROJECT X LZは番手別に専用シャフトが用意されているため、異なる番手用のシャフトを装着すると、本来の重量や硬さの流れが変わる可能性があります。

曲がり、さび、へこみ、接着部分の状態も確認し、不明な場合はゴルフ工房で点検を受けてください。

【まとめ】プロジェクトX LZが合う人は中間部のしなりと安定感を求めるゴルファー

プロジェクトX LZが合う人は、手元側と先端側のしっかり感を保ちながら、中間部のLoading Zoneに負荷をかけて振りたいゴルファーです。

5.0から6.5までのカット前重量は110~125gで、キックポイントはすべて中元調子ですが、数値フレックスを一般的なR・S・Xへそのまま置き換えることはできません。

Dynamic Goldからは軽量化の候補になりますが、N.S.PRO MODUS³ TOUR 120や無印PROJECT Xとは剛性分布と振り心地が異なります。

また、PROJECT X LZを装着するだけで高弾道や低スピンになり、引っかけや打点のミスが解消されるわけではありません。

現在のシャフトと同じヘッドで試打し、平均キャリー、スピン量、打点、前後左右の分散が安定する重量とフレックスを選ぶことが重要です。