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「スリクソンアイアンの歴代モデルの中で、自分に合うのはどれだろう?」 「ZXiシリーズが気になっているけど、旧モデルの中古と比べてどうなの?」 「歴代の人気ランキングで上位に挙がるZ585って、今でも使えるの?」
スリクソンアイアンの購入を検討していると、こんな疑問が次々と浮かんできますよね。
歴代モデルの数が多いだけに、どれを選べばいいか迷ってしまうのは当然のことです。
この記事では、スリクソンアイアンの歴代モデルを評価・比較しながら、最新ZXiシリーズとの違いまで徹底解説します。
歴代の人気ランキングや名器と呼ばれるモデルの特長、さらにZXi5・ZXi7・ZXiRの選び方まで、購入判断に必要な情報をすべて網羅しました。
スリクソン アイアン 歴代シリーズの流れと評価

スリクソンアイアンの歴代モデルを振り返ると、現在よく知られているZシリーズやZXシリーズより前にも、IシリーズやZRシリーズなど多くのモデルが発売されています。
ダンロップのクラブ年表では、スリクソンブランドのアイアンは2002年の「I-201」から確認でき、その後Iシリーズ、ZRシリーズ、Z-TXなどを経て、2012年にZシリーズへ移行しました。
さらに2020年からZXシリーズ、2024年からZXiシリーズへと進化しており、20年以上にわたってモデルチェンジを重ねています。
まずは、スリクソンアイアン歴代シリーズの大きな流れを確認してみましょう。
| 発売年 | 主なモデル | シリーズ |
|---|---|---|
| 2002年 | I-201 | Iシリーズ |
| 2003年 | I-302 | Iシリーズ |
| 2004年 | I-404 | Iシリーズ |
| 2005年 | I-505 | Iシリーズ |
| 2006年 | ZR-600 | ZRシリーズ |
| 2007年 | ZR-700、 WR | ZR・WR |
| 2008年 | ZR-800、 ZR-30 | ZRシリーズ |
| 2009年 | Z-TX、 GiE | Z-TX・GiE |
| 2010年 | Z-TX | Z-TX |
| 2011年 | GiE | GiE |
| 2012年 | Z525、 Z725、 Z925 | Zシリーズ |
| 2014年 | Z545、 Z745、 Z945 | Zシリーズ |
| 2016年 | Z565、 Z765、 Z965 | Zシリーズ |
| 2018年 | Z585、Z785 | Zシリーズ |
| 2019年 | Z-FORGED | Z-FORGED |
| 2020年 | ZX5、ZX7 | ZXシリーズ |
| 2021年 | ZX4 | ZXシリーズ |
| 2022年 | ZX4 Mk II、 ZX5 Mk II、 ZX7 Mk II | ZX Mk IIシリーズ |
| 2023年 | Z-FORGED II | Z-FORGED |
| 2024年 | ZXi4、 ZXi5、 ZXi7 | ZXiシリーズ |
| 2026年 | ZXiR、 ZXi5、 ZXi7 | 新ZXiシリーズ |
Iシリーズ|スリクソンアイアン初期の2002年〜2005年
ダンロップのクラブ年表で確認できる初期のスリクソンアイアンが、2002年に発売された「I-201」です。
その後、2003年のI-302、2004年のI-404、2005年のI-505へとモデルチェンジが続き、現在のZやZXとは異なる「I」の名称が使われていました。
現在のスリクソンアイアンだけを見るとZシリーズから始まったように感じやすいですが、その前にIシリーズが存在していたことは、歴代モデルの流れを理解するうえで押さえておきたいポイントです。
ZR・Z-TX・GiE|Zシリーズ登場前の2006年〜2011年
2006年には「ZR-600」が登場し、その後ZR-700、ZR-800、ZR-30など、ZRの名称を持つアイアンが展開されました。
2009年にはZ-TXやGiEが登場し、2010年には新しいZ-TX、2011年にはGiEが発売されるなど、現在のようにひとつのシリーズ名へ統一された構成ではありませんでした。
IシリーズからZR、Z-TX、GiEを経て、2012年から現在につながるZシリーズへ移っていく流れです。
Zシリーズ|2012年から始まった5・7・9のラインナップ
2012年にはZ525・Z725・Z925が登場し、スリクソンアイアンは現在にもつながる「5・7・9」の数字を使ったシリーズ構成へ移行しました。
2014年にはZ545・Z745・Z945、2016年にはZ565・Z765・Z965へモデルチェンジし、2018年にはZ585・Z785が発売されています。
Z565やZ585をはじめ、現在も中古で流通しているモデルが多く、スリクソンの歴代アイアンを探すうえで特に選択肢が豊富な世代です。
Z-FORGED|マッスルバック系を引き継いだシリーズ
ZシリーズではZ925、Z945、Z965がマッスルバック系のモデルとして展開されていましたが、2019年には「Z-FORGED」が登場しました。
その後、2023年には後継モデルとなる「Z-FORGED II」が発売されています。
5系や7系とは異なり、操作性や打感を重視するゴルファーに向けたラインとして、Zシリーズ時代の9系とは別の名称で展開されるようになりました。
ZXシリーズ|2020年からZシリーズを受け継いだ新世代
2020年には「ZX5」と「ZX7」が登場し、長く続いたZシリーズからZXシリーズへと名称が変わりました。
2021年には中空構造の「ZX4」が追加され、5系・7系に加えて、より飛距離や寛容性を重視した4系という選択肢も加わっています。
2022年にはZX4 Mk II・ZX5 Mk II・ZX7 Mk IIへモデルチェンジし、ZXシリーズの第2世代へ移行しました。

ZXiシリーズ|2024年から展開される新しいスリクソンアイアン
2024年にはZXシリーズの後継として、ZXi4・ZXi5・ZXi7が登場しました。
4系・5系・7系という基本的なモデル構成はZXシリーズから受け継がれており、飛距離と寛容性を重視するZXi4、バランス型のZXi5、操作性を重視するZXi7という違いがあります。
スリクソンアイアンの歴代モデルは、IシリーズからZR、Z-TX、Zシリーズ、ZXシリーズへと変化してきましたが、現在のZXiシリーズもその20年以上にわたる進化の延長線上にあるモデルです。
ZXiR|2026年に加わった飛距離と寛容性重視の新モデル
2026年9月12日には、新しいZXiシリーズとしてZXi7・ZXi5とともに「ZXiR アイアン 」が発売されます。
ZXiRはスリクソンらしいシャープな形状を保ちながら、シリーズ最大の飛距離性能と最高の寛容性を重視したモデルで、7番アイアンのロフト角は28.5度です。
独自配合の合金「i-ALLOY」や新しいフェース肉厚設計、番手別ブレード長設計を採用しており、ミスへの強さや飛距離を重視しながらスリクソンを使いたいゴルファーに注目されるモデルです。
なお、2026年のZXi5とZXi7は、2024年モデルと同名ですが新モデルです。
なぜスリクソンアイアンは歴代にわたって支持され続けるのか

スリクソンは住友ゴム工業が展開するゴルフブランドで、アイアンでは操作性や打感を重視したモデルを長く展開してきました。
一方で、歴代モデルには上級者向けだけでなく、飛距離性能や寛容性を高めたモデルもあり、中級者が選びやすいラインナップも用意されています。
ここでは、スリクソンアイアンの歴代モデルに見られる代表的な特徴を3つに分けて解説します。
① TOUR V.T. SOLEによる抜けの良さ
Zシリーズ以降のスリクソンアイアンを代表する技術のひとつが、「TOUR V.T. SOLE(ツアー V.T. ソール)」です。
ソールをV字形状にすることで、インパクト時の地面との接触を抑え、さまざまなライから振り抜きやすい設計が採用されています。
モデルチェンジごとにソール形状やバンス設計も調整されており、現行のZXiシリーズまで受け継がれているスリクソンアイアンの特徴です。
② モデルごとに追求されてきた打感
スリクソンアイアンでは、軟鉄鍛造を採用したモデルを中心に、打感を重視した設計が続けられています。
特に7系やZ-FORGED系では操作性やフィーリングを重視する一方、5系では異なるフェース素材を組み合わせるなど、飛距離性能と打感の両立も図られてきました。
すべての歴代モデルが同じ構造ではありませんが、モデルの性格に合わせて素材や製法を使い分けている点が特徴です。
③ シャープな形状とやさしさを両立したラインナップ
スリクソンアイアンは、競技志向のモデルを中心に、構えたときにすっきり見えるシャープなヘッド形状を採用してきました。
その一方で、5系やZX4、ZXiRなど、ヘッドサイズや重心設計を工夫して飛距離性能や寛容性を高めたモデルも展開されています。
操作性を重視するモデルから、やさしく飛ばしたいゴルファー向けのモデルまで選択肢があることが、スリクソンアイアン歴代ラインナップの特徴です。
スリクソン アイアン 名器と呼ばれる歴代モデルとは

スリクソンアイアンの歴代モデルには、現在でも高く評価されているモデルがいくつもあります。
ただし、名器と呼ばれるモデルでも、飛距離性能を重視したもの、寛容性を重視したもの、操作性や打感を重視したものなど特徴は異なります。
歴代モデルから選ぶ場合は、「名器」という評価だけで決めるのではなく、現在でも購入しやすいか、自分がどの性能を重視するかまで含めて比較することが重要です。
| モデル | 発売年 | 主な特徴 | 選び方の目安 |
|---|---|---|---|
| Z565 | 2016年 | 飛距離・寛容性・ 打感のバランス | Zシリーズの名器を 選びたい人 |
| Z585 | 2018年 | ボールスピードと 飛距離性能 | 飛距離を重視したい人 |
| ZX5 | 2020年 | 飛距離・寛容性・ 操作性のバランス | ZXシリーズ初代を 選びたい人 |
| ZX5 Mk II | 2022年 | 総合性能を高めた5系 | マークダウンを 狙いたい人 |
| ZXi5 | 2024年 | 飛距離・操作性・ 寛容性のバランス | 現行世代のバランス型を 選びたい人 |
| ZXiR | 2026年 | 飛距離と寛容性を重視 | やさしく飛ばしたい人 |
Z565|Zシリーズの名器を選びたい人に
Z565は2016年に発売された5系のモデルで、飛距離性能だけでなく、寛容性や打感のバランスを重視した設計です。
Zシリーズらしいシャープな見た目を保ちながら、7系よりも扱いやすさを持たせているため、歴代モデルの中でも比較的選びやすい位置づけです。
Zシリーズの名器を一度使ってみたい人や、旧モデルでもやさしさを重視したい人に向いています。
Z585|飛距離性能を重視する人に
Z585は2018年に発売されたZシリーズ後期の5系モデルで、ボールスピードと飛距離性能を重視した設計が特徴です。
フェースの反発性能を高める設計を採用し、Z565よりも飛距離性能を意識した方向へ進化しています。
歴代スリクソンアイアンの中でも、やさしさを残しながら飛距離を求めたい人が比較しやすいモデルです。
ZX5|Zシリーズより新しい世代を選びたい人に
ZX5は2020年に発売され、ZシリーズからZXシリーズへ名称が変わった最初の5系モデルです。
飛距離・寛容性・操作性のバランスを重視した設計で、Z585からさらに新しい世代のスリクソンアイアンを選びたい人に向いています。
旧Zシリーズでは少し古いと感じる場合に、比較対象として入れやすいモデルです。
ZX5 Mk II|価格と性能のバランスを重視する人に
ZX5 Mk IIは2022年に発売された5系モデルで、ZX5の後継として登場しました。
現在は後継シリーズが発売されているため、販売店によっては新品がマークダウンされている場合があります。
最新モデルにこだわらず、比較的新しい世代の性能を価格を抑えて購入したい人にとって、選びやすいモデルです。
ZXi5|現在のバランス型を選びたい人に
ZXi5は2024年に登場したZXiシリーズの5系モデルで、飛距離・操作性・寛容性をバランスよく備えています。
飛距離だけに特化せず、ミスへの強さや操作性も重視されているため、現在のスリクソンアイアンを比較する際の基準にしやすいモデルです。
歴代モデルではなく新しい世代から選びたい場合は、まずZXi5を基準に他モデルと比較すると違いを整理しやすくなります。
ZXiR|やさしさと飛距離を重視する人に
ZXiRは2026年に加わったモデルで、ZXiシリーズの中でも飛距離性能と寛容性を重視した位置づけです。
7番アイアンのロフト角は28.5度で、ZXi5やZXi7よりも立った設定となっており、やさしく飛ばすことを重視した設計です。
スリクソンらしい見た目を保ちながら、ミスへの強さや飛距離性能を優先したい人に向いています。
歴代モデルを選ぶなら「古さ」より現在の使いやすさで比較する
スリクソンアイアンの歴代モデルには評価の高いものが多いですが、古いモデルほど必ず名器として優れているわけではありません。
現在購入することを前提にするなら、Z565やZ585のような歴代モデルだけでなく、ZX5 Mk IIやZXi5、ZXiRまで含めて比較した方が選択肢を整理しやすくなります。
飛距離、寛容性、操作性、価格のどこを重視するかを明確にし、その条件に合う世代とモデルを選ぶことが重要です。性能を整理してから選ぶと判断しやすくなります。
スリクソン Z585 アイアンは名器?歴代モデルの中での評価

2018年に発売されたZ585は、「スリクソン Z585 アイアン 名器」と調べられることも多い、Zシリーズ後期の5系モデルです。
Z565の後継として登場し、やさしさを残しながらボールスピードや飛距離性能を高めた設計が特徴です。
ここでは、Z585がどのようなアイアンなのか、Z565との違いや現在選ぶ価値まで整理します。
Z585は飛距離性能を高めた5系アイアン
Z585では、フェース周辺部に溝を設けた「スピードグルーブフェース」が採用され、フェースの反発性能を高める設計が取り入れられました。
また、Zシリーズで採用されてきたTOUR V.T. SOLEも継続されており、振り抜きやすさにも配慮されています。
5系らしい寛容性を持たせながら、飛距離性能を高めたことがZ585の大きな特徴です。
Z565との違いは飛距離性能の方向性
Z565とZ585はどちらも5系ですが、設計の方向性には違いがあります。
Z565は打感や寛容性とのバランスを重視したモデルで、Z585ではフェースの反発性能を高めることで、よりボールスピードや飛距離を意識した設計へ進化しました。
そのため、旧モデルらしい打感やバランスを重視するならZ565、飛距離性能を重視するならZ585という比較ができます。
Z585は現在でも選択肢になる?
Z585は2018年発売のため、現在は基本的に旧モデルとして探すことになります。
ただし、アイアンは新しいモデルほど必ず自分に合うとは限らず、ロフト設定やヘッド形状、装着シャフトとの相性によって使いやすさは変わります。
Z585の飛距離性能や5系の扱いやすさを求める場合は、現在でも歴代スリクソンアイアンの候補として比較する価値があります。
スリクソンアイアンの選び方|中級者におすすめのモデルは?

スリクソンアイアンは、飛距離や寛容性を重視したモデルから、打感や操作性を追求したモデルまで幅広く展開されています。
そのため、中級者だから特定のモデルが正解というわけではなく、「飛距離」「やさしさ」「操作性」「価格」のどこを重視するかによって選択肢が変わります。
中級者が現在購入できるモデルを中心に選ぶなら、ZXi5を基準として、よりやさしさを求めるならZXiR、価格を抑えるならZX5 Mk II、操作性を求めるならZXi7と比較すると選びやすくなります。
| 選び方 | おすすめモデル | 特徴 |
|---|---|---|
| 総合バランスを重視 | ZXi5 | 飛距離・操作性・ 寛容性のバランス |
| やさしさ・ 飛距離を重視 | ZXiR | 飛距離性能と寛容性を重視 |
| 価格と性能のバランス | ZX5 Mk II | マークダウンされた新品を 狙える場合がある |
| 操作性を重視 | ZXi7 | 打感・操作性・ スピン性能を重視 |
中級者の本命はZXi5|飛距離・操作性・寛容性のバランス型
中級者がスリクソンアイアンを選ぶ際に、まず比較の基準にしやすいのがZXi5です。
ZXi5は飛距離性能だけに偏らず、操作性や寛容性も考慮したバランス型で、やさしさを残しながらスリクソンらしいアイアン性能を求める人に適しています。
アイアンショットがある程度安定してきたものの、ZXi7ほど操作性を重視する必要はないという中級者にとって、選びやすいモデルです。
やさしさと飛距離を重視する中級者ならZXiR
アイアンのミスへの強さや飛距離性能を重視するなら、2026年に登場したZXiRが候補になります。
ZXiRはZXiシリーズの中でも寛容性と飛距離性能を重視した位置づけで、7番アイアンのロフト角は28.5度と、ZXi5やZXi7よりも立った設定です。
「スリクソンを使いたいけれど難しいアイアンは避けたい」「アイアンでもしっかり飛距離を出したい」という中級者は、ZXi5とZXiRを比較すると選びやすくなります。
価格と性能のバランスならZX5 Mk II
最新モデルにこだわらず、価格と性能のバランスを重視するならZX5 Mk IIも候補になります。
2022年発売のモデルで、後継となるZXiシリーズが登場した現在は、販売店によって新品在庫がマークダウンされている場合があります。
発売当時より価格が下がった新品を狙えるため、性能を重視しながら購入価格を抑えたい中級者にとって選びやすいモデルです。
操作性を重視する中級者ならZXi7
アイアンショットが安定しており、飛距離やミスへの強さよりも、打感や球筋のコントロールを重視する中級者ならZXi7も候補です。
ZXi7はZXi5やZXiRより操作性やスピンコントロール性能を重視したモデルで、7番アイアンのロフト角も32度に設定されています。
ただし、やさしさを優先する場合はZXi5やZXiRの方が選びやすいため、操作性をどこまで求めるかを基準に比較することが重要です。
中級者はZXi5を基準に自分が求める性能で選ぶ
スリクソンアイアンを中級者が選ぶ場合は、飛距離・操作性・寛容性をバランスよく備えたZXi5をひとつの基準にすると、各モデルの違いを整理しやすくなります。
よりやさしく飛ばしたいならZXiR、購入価格を抑えながら性能も重視するならマークダウンされたZX5 Mk II、操作性を求めるならZXi7という選び分けです。
スコアだけでモデルを決めるのではなく、自分がアイアンに求める性能を明確にしたうえで選ぶことが、スリクソンアイアン選びで失敗を避けるポイントです。
スリクソン マッスルバック 歴代|Z925からZ-FORGED IIまで
スリクソンのマッスルバックは、操作性や打感を重視する上級者向けのアイアンとして歴代モデルが展開されてきました。
ZシリーズではZ925・Z945・Z965がマッスルバック系として登場し、その後はZ-FORGED、Z-FORGED IIへと受け継がれています。
ここでは、まずマッスルバックとはどのようなアイアンなのかを確認したうえで、スリクソンの歴代モデルと選び方を整理します。
マッスルバックとは?キャビティとの違い
マッスルバックとは、フェース裏側に大きなくぼみを設けず、ヘッド後方に厚みを持たせた構造のアイアンです。
一般的なキャビティアイアンよりも操作性や打感を重視しやすい一方、芯を外したときの飛距離ロスや方向性のばらつきが出やすいため、安定したインパクトが求められます。
そのため、スリクソンのマッスルバックも、飛距離や寛容性より、打感やスピンコントロール、球筋の打ち分けを重視するゴルファー向けの位置づけです。
スリクソン マッスルバック歴代モデル一覧
スリクソンでは、2012年のZ925からZシリーズのマッスルバックが始まり、Z945、Z965へとモデルチェンジしました。
2019年には名称がZ-FORGEDへ変わり、2023年には後継のZ-FORGED IIが登場しています。
Zシリーズの9系からZ-FORGEDへと名称は変わりましたが、操作性や打感を重視する方向性は引き継がれています。
| 発売年 | モデル | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 2012年 | Z925 | Zシリーズ初期のマッスルバック |
| 2014年 | Z945 | 操作性と打感を重視した第2世代 |
| 2016年 | Z965 | Zシリーズ最後のマッスルバック |
| 2019年 | Z-FORGED | Z965の後を受けて登場したマッスルバック |
| 2023年 | Z-FORGED II | Z-FORGEDの後継モデル |
スリクソン マッスルバック歴代モデルの選び方
歴代モデルから選ぶ場合は、単純に古いモデルほど安いという理由だけでなく、現在の入手しやすさと求める性能で比較することが重要です。
Z965は、Zシリーズ最後のマッスルバックを使いたい人に向いています。
Z-FORGEDは、松山英樹選手が2021年のマスターズ優勝時に使用していたモデルを選びたい人に適しています。
Z-FORGED IIは、より新しい世代のマッスルバックを選びたい人におすすめです。
マッスルバックは寛容性を重視したアイアンではないため、ミスへの強さを優先する場合はZXi5などのキャビティ系と比較しながら選ぶと判断しやすくなります。
スリクソン アイアン型ユーティリティ 歴代の流れと最新ZXiU

スリクソンでは、通常のアイアンとは別に、ロングアイアンの代わりとして使いやすいアイアン型ユーティリティ(UTアイアン)も歴代にわたって展開されています。
アイアンに近い構えやすさや操作性を持ちながら、中空構造によってロングアイアンよりもボールを上げやすく、飛距離を出しやすい設計が特徴です。
歴代モデルはZ-UTIから始まり、Z U45、Z U65、Z U85、ZX ユーティリティ、ZX Mk II ユーティリティを経て、現在のZXiU ユーティリティアイアンへと進化しています。
スリクソン アイアン型ユーティリティとは?
アイアン型ユーティリティは、見た目や構え方はアイアンに近い一方、ヘッド内部を中空構造にすることで、ロングアイアンよりも高弾道や飛距離を出しやすくしたクラブです。
スリクソンの歴代モデルでも、アイアンからの流れを重視したヘッド形状と、中空構造による低重心化やボールスピード向上が取り入れられてきました。
ウッド型ユーティリティよりもアイアンに近い感覚で構えたい人や、3番・4番アイアンの代わりになるクラブを探している人が比較しやすいカテゴリーです。
スリクソン アイアン型ユーティリティ歴代モデル一覧
スリクソンのアイアン型ユーティリティは、2012年のZ-UTIから現在まで継続してモデルチェンジされています。
2014年のZ U45、2016年のZ U65、2018年のZ U85とZシリーズで進化した後、2020年にZX、2022年にZX Mk IIへ移行しました。
現在はZXiU ユーティリティアイアンが最新世代として展開されています。
| 発売年 | モデル | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 2012年 | Z-UTI | 高弾道と操作性を 重視した初期モデル |
| 2014年 | Z U45 | アイアンに近い 形状と低重心設計 |
| 2016年 | Z U65 | 中空構造と軟鉄鍛造 ボディを採用 |
| 2018年 | Z U85 | ワイドソール化で 安定性を向上 |
| 2020年 | ZX ユーティリティ | MAINFRAMEによる ボールスピード向上 |
| 2022年 | ZX Mk II ユーティリティ | MAINFRAME Mk IIと ソールノッチを採用 |
| 2024年 | ZXiU ユーティリティ | i-FORGEDと進化した MAINFRAMEを採用 |
| 2026年 | ZXiU ユーティリティアイアン | MAINFRAME iQを 採用した最新世代 |
2016年のZ U65は、前モデルで限定販売されていたアイアン型ユーティリティを定番化したモデルで、Z565アイアンとのつながりを意識したヘッドサイズが採用されました。
その後、Z U85ではワイドソールによる安定性、ZX ユーティリティではMAINFRAMEによるボールスピード、ZX Mk II ユーティリティではMAINFRAME Mk IIによる反発性能の向上など、世代ごとに飛距離と安定性が強化されています。
最新ZXiU ユーティリティアイアンの特徴と選び方
最新のZXiU ユーティリティアイアンは、中空構造を採用しながら、大きな飛距離と高い正確性を重視したモデルです。
MAINFRAME iQによってフェース肉厚を最適化し、余剰重量を生み出すことで飛距離性能と寛容性を高めるほか、i-FORGEDによって打感にも配慮されています。
ロングアイアンでは球が上がりにくい人や、アイアンの構えやすさを残しながら飛距離と寛容性を補いたい人は、通常のアイアンやウッド型ユーティリティと比較して選ぶとよいでしょう。
スリクソン ZXi アイアン2026年モデルの選び方

2026年のスリクソンZXiアイアンは、ZXi7・ZXi5・ZXiRの3モデルで構成されています。
それぞれ重視する性能が異なり、操作性を求めるならZXi7、飛距離・操作性・寛容性のバランスならZXi5、やさしさと飛距離を重視するならZXiRが選択肢です。
自分がアイアンに求める性能を整理して選ぶことで、3モデルの違いが分かりやすくなります。
ZXi7|打感と操作性を重視する人に
スリクソン ZXi7 アイアンは、打感や操作性、スピンコントロール性能を重視したモデルです。
7番アイアンのロフト角は32度で、ZXi5やZXiRよりも飛距離性能に偏らず、狙った球筋を打ち分けやすい方向に設計されています。
アイアンショットの精度を重視し、打感や操作性にこだわりたい中上級者や競技志向のゴルファーに向いています。
ZXi5|飛距離・操作性・寛容性のバランスを求める人に
スリクソン ZXi5アイアンは、飛距離・操作性・寛容性をバランスよく備えたモデルです。
新しいMAINFRAME iQによって余剰重量を生み出し、低重心化することで、高弾道と飛距離性能、ミスへの強さを高めています。
7番アイアンのロフト角は31度で、やさしさだけに特化せず、飛距離と操作性の両方を求める人に選びやすいモデルです。

ZXiR|やさしさと飛距離を重視する人に
スリクソン ZXiR アイアンは、2026年モデルから新たに加わった、飛距離性能と寛容性を重視するモデルです。
7番アイアンのロフト角は28.5度と、ZXi5の31度、ZXi7の32度よりも立った設定で、シリーズの中でも飛距離性能と寛容性を重視しています。
スリクソンらしいシャープな見た目を保ちながら、ミスへの強さや飛距離を優先したい人に向いています。
ZXi7・ZXi5・ZXiRの選び方を比較
| 比較項目 | ZXi7 | ZXi5 | ZXiR |
|---|---|---|---|
| 7番ロフト角 | 32度 | 31度 | 28.5度 |
| 飛距離性能 | 控えめ | 高い | 最も高い |
| 寛容性 | 控えめ | 高い | 最も高い |
| 操作性 | 最も高い | 高い | 控えめ |
| 選び方 | 打感・操作性を重視 | 総合バランスを重視 | やさしさ・飛距離を重視 |
2026年のZXiシリーズは、操作性を重視するならZXi7、総合バランスならZXi5、やさしさと飛距離を重視するならZXiRという選び分けができます。
特にZXi5とZXiRで迷う場合は、アイアンに操作性も求めるならZXi5、ミスへの強さと飛距離を優先するならZXiRと考えると比較しやすくなります。
2024年モデルのZXi4は2026年の新ラインナップには含まれておらず、2026年モデルではZXiRが飛距離・寛容性重視の役割を担っています。
スリクソン アイアン 歴代モデルに関するよくある質問

スリクソンアイアンは歴代モデルが多く、Zシリーズ、ZXシリーズ、ZXiシリーズの違いや、名器と呼ばれるモデルの選び方で迷いやすい傾向があります。
ここでは、歴代モデルを比較するときに気になりやすいポイントを中心に、購入前に確認しておきたい内容をまとめます。
スリクソンアイアン歴代の中で名器と呼ばれるモデルは?
歴代モデルでは、Z565やZ585、ZX5、ZX5 Mk IIなどが比較対象になりやすいモデルです。
特にZ565は飛距離・寛容性・打感のバランス、Z585はボールスピードと飛距離性能を重視した5系として特徴があります。
ただし、「名器」はメーカーが公式に認定する呼称ではないため、評価だけでなく自分が求める性能に合わせて選ぶことが重要です。
スリクソン Z585 アイアンは今でも使えますか?
Z585は2018年発売の旧モデルですが、クラブの状態や装着シャフトが合っていれば現在でも使用できます。
5系らしい寛容性を持たせながら、フェースの反発性能や飛距離を重視した設計が特徴です。
新しいモデルと比較する場合は、価格だけでなくロフト設定やシャフト、打感の違いまで確認すると選びやすくなります。
Z565とZ585はどちらを選べばいいですか?
Z565とZ585はどちらも5系ですが、重視する性能によって選び分けられます。
打感や寛容性を含めたバランスを重視するならZ565、よりボールスピードや飛距離性能を重視するならZ585が比較候補です。
発売年だけで決めず、実際に求める弾道や装着シャフトまで含めて比較することが大切です。
ZX5 Mk IIは今でもおすすめですか?
ZX5 Mk IIは2022年発売で、後継シリーズが登場した現在は販売店によって新品がマークダウンされている場合があります。
飛距離・寛容性・操作性をバランスよく備えた5系として、最新モデルにこだわらず価格と性能のバランスを重視する人には比較しやすいモデルです。
購入時は販売価格だけでなく、セット内容や装着シャフトも確認して選びましょう。
ZXi5とZXiRはどちらがやさしいですか?
やさしさや飛距離性能を重視するなら、ZXiRが比較しやすいモデルです。
ZXi5は飛距離・操作性・寛容性をバランスよく備えた位置づけで、ZXiRはより飛距離性能と寛容性を重視しています。
バランスを求めるならZXi5、ミスへの強さや飛距離を優先するならZXiRという選び方ができます。
スリクソンアイアンは初心者でも使えますか?
スリクソンには操作性を重視した上級者向けモデルだけでなく、寛容性や飛距離性能を重視したモデルもあります。
そのため、初心者だからスリクソンが使えないというわけではありませんが、ZXi7やZ-FORGED IIのような操作性重視モデルより、ZXiRや5系などの方が比較しやすくなります。
スコアだけで決めず、球の上がりやすさやミスへの強さ、シャフトとの相性まで確認して選ぶことが重要です。
スリクソンのマッスルバックで最新モデルはどれですか?
スリクソンの最新マッスルバックはZ-FORGED IIです。
Z925、Z945、Z965と続いたZシリーズのマッスルバック系は、その後Z-FORGED、Z-FORGED IIへと受け継がれています。
マッスルバックは操作性や打感を重視する設計のため、寛容性を優先する場合はZXi5などとの比較がおすすめです。
スリクソンのアイアン型ユーティリティで最新モデルはどれですか?
ZXiU ユーティリティアイアンが最新モデルです。
スリクソンのアイアン型ユーティリティは、Z-UTI、Z U45、Z U65、Z U85、ZX、ZX Mk II、ZXiUという流れで進化してきました。
ロングアイアンよりも球の上がりやすさや飛距離性能を求めつつ、アイアンに近い構えやすさを残したい人に向いています。
まとめ|スリクソン アイアン 歴代の知識を武器に最高の1本を選ぼう

スリクソンアイアンは、2002年のIシリーズからZR、Zシリーズ、ZXシリーズ、ZXiシリーズへと進化を続けてきました。
歴代モデルにはZ565やZ585のように現在も注目されるモデルがあり、さらにZX5 Mk II、ZXi5、ZXiRなど、現在購入しやすい世代まで選択肢が広がっています。
選ぶ際は「名器」という評価だけで判断せず、飛距離や寛容性を重視するのか、打感や操作性を求めるのかを明確にすることが重要です。
バランスを重視するならZXi5、やさしさと飛距離を求めるならZXiR、価格と性能のバランスならマークダウンされたZX5 Mk IIなど、目的によって候補は変わります。
また、操作性を重視するマッスルバックにはZ-FORGED II、ロングアイアンの代わりを探す場合にはZXiU ユーティリティアイアンという選択肢もあります。
スリクソンアイアン歴代モデルの特徴を理解したうえで、発売年だけにとらわれず、自分が求める性能や予算に合ったモデルを比較して選びましょう。




