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セルフプレー中にボールへ泥や砂が付いたとき、「ゴルフボール拭きはどうしてるの?」「カートの濡れタオルをグリーンまで持っていくの?」と迷う方もいるのではないでしょうか。
ゴルフボールを拭く方法には、ゴルフ場に用意された濡れタオルを使う方法と、ポケット型クリーナーやカラビナ付きタオルを自分で携帯する方法があります。
手軽さを重視するならカートのタオル、カートから離れた場所でも使える利便性や衛生面を重視するなら、自分専用のゴルフボール拭きが選択肢です。
ただし、パッティンググリーン上ではマークして拾い上げたボールを拭けますが、フェアウェイやラフでは泥が付いているという理由だけで拾い上げることはできません。
本記事では、セルフプレーでのゴルフボール拭きの方法、ボールを拭けるタイミングとルール、携帯しやすい商品の選び方、ラウンド後の洗い方まで詳しく解説します。
ゴルフボール拭きはどうしてる?セルフプレーの結論
セルフプレーでは、カートに用意された濡れタオルを使う方法と、自分専用のゴルフボール拭きを持ち歩く方法があります。
ゴルフ場の設備やプレースタイルによって使いやすい方法が異なるため、ラウンド前にタオルの有無を確認しておきましょう。
カートの濡れタオルを使う方法
ゴルフ場によっては、乗用カートにボールやクラブを拭くための濡れタオルが用意されています。
ボールがパッティンググリーンへ乗ったら、ボールの位置をマークして拾い上げ、濡れタオルで泥や砂を拭き取ります。
タオルの用途や使用方法が指定されている場合は、ゴルフ場の案内に従って使用してください。
自分専用のボール拭きを持つ方法
自分専用のボール拭きには、ポケット型クリーナー、小型タオル、カラビナや伸縮リールが付いたタイプなどがあります。
プレー前に内側の生地やタオルへ少量の水を含ませておけば、カートから離れた場所でもボールの泥や砂を落とせます。
使用後は濡れたままポケットやキャディバッグへ放置せず、洗浄して十分に乾燥させることが大切です。
ゴルフボールを拭くタイミング
ゴルフボールは、汚れが付いたらいつでも拾い上げて拭けるわけではありません。
パッティンググリーン上、各ホールの最初のストロークを行う前、フェアウェイやラフでは、それぞれボールを扱える条件が異なります。
グリーン上ではマークしてから拭ける
パッティンググリーン上に止まったボールは、元の位置をボールマーカーなどでマークした後に拾い上げ、汚れを拭き取れます。
拭いたボールは元の位置へリプレースし、ボールマーカーを取り除いてからプレーを続けます。
マークせずに拾い上げると1罰打となり、元の位置とは異なる場所からプレーすると一般の罰が科されるため、正しい手順を守ってください。
ティーショット前はボールをきれいにできる
各ホールの最初のストロークを行う前は、そのホールで使用するボールがまだインプレーになっていないため、泥や砂を拭き取れます。
前のホールで使用したボールを続けて使うことも、別の適合球へ交換することもできます。
ただし、競技で使用球の種類を制限するローカルルールが採用されている場合は、その条件に従ってください。
フェアウェイやラフでは勝手に拾って拭けない
フェアウェイやラフなどのジェネラルエリアでは、泥や芝が付いているという理由だけでボールを拾い上げて拭くことはできません。
規則に基づく救済を受ける場合や、委員会がプリファードライまたはボール清掃に関するローカルルールを採用している場合は、指定された手順で清掃できます。
ボールを拭けるか判断できない場合は勝手に動かさず、競技委員やゴルフ場へ確認してください。
ゴルフボールを拭ける場合と拭けない場合
パッティンググリーン以外でも、規則に基づいてボールを拾い上げた状況によっては清掃できます。
ただし、ボールを確認するために拾い上げた場合や、ほかのプレーヤーの妨げになるために拾い上げた場合などは、清掃できる範囲が制限されます。
救済を受けてドロップする場合
修理地やカート道路などの異常なコース状態から規則に基づく救済を受ける場合は、拾い上げたボールを清掃できます。
直前のストロークによってできた自身のピッチマークにボールがくい込み、規則16.3に基づく救済を受ける場合も清掃が可能です。
救済を受けるときは、適用する規則に従って基点と救済エリアを確認し、正しい方法でボールをドロップしてください。
地面にくい込んだボールの条件
地面にくい込んだボールとして救済を受けるには、直前のストロークによってできたボール自身のピッチマークに入り、ボールの一部が地表面より下にあることが条件です。
誰かに踏まれて押し込まれた場合や、救済を受けてドロップしたボールが地面へ入った場合は、規則16.3のくい込んだボールには該当しません。
ジェネラルエリア内でも、フェアウェイの芝の長さ以下に刈られていない砂地など、救済が認められない場所があります。
救済の可否を確認するために拾い上げた場合
ボールが救済を受けられる状態にあると合理的に考えられるものの、拾い上げなければ確認できない場合は、元の位置をマークしてから拾い上げられます。
この確認段階では、パッティンググリーン上にある場合を除き、ボールを清掃できません。
救済が認められ、そのまま規則に基づく救済を受ける場合は、拾い上げたボールを清掃できます。
ボールを確認するために拾い上げた場合
泥などで自分のボールか確認できない場合は、元の位置をマークしてからボールを拾い上げられます。
この場合に清掃できるのは、メーカー名や自分で付けた識別マークを確認するために必要な範囲だけです。
識別に必要な範囲を超えてボール全体の泥や汚れを落とすと、1罰打の対象になります。
プレーの妨げになるボールを拾い上げた場合
自分のボールがほかのプレーヤーのプレーを妨げるため、規則に基づいて拾い上げる場合があります。
パッティンググリーン以外にあるボールを、プレーの妨げになるという理由で拾い上げた場合は清掃できません。
ボールの元の位置をマークし、拭かずに同じ場所へリプレースしてください。
ボールに切れ目やひび割れがないか確認する場合
ラウンド中にボールへ切れ目やひび割れが生じたと合理的に考えられる場合は、元の位置をマークしてから拾い上げて確認できます。
この確認のために拾い上げたボールは清掃できず、単なる擦り傷や塗装の損傷だけでは交換できません。
ボールに切れ目やひび割れがある場合は別のボールへ交換し、元の位置へリプレースできます。
プリファードライとボール清掃のローカルルール
雨などによってコース状態が悪化した場合は、委員会がプリファードライやボール清掃に関するローカルルールを採用することがあります。
どちらもボールを清掃できる場合がありますが、対象区域とボールを戻す位置が異なるため、当日の案内を確認することが重要です。
プリファードライが採用されている場合
プリファードライは、通常、フェアウェイの芝の長さ以下に刈られたジェネラルエリアを対象として採用されます。
対象区域にあるボールを拾い上げて清掃し、元の位置を基点として、委員会が指定した範囲内のホールに近づかない場所へプレースできます。
プレースできる範囲は、スコアカード1枚分、6インチ、1クラブレングスなど大会やゴルフ場によって異なります。
ボール清掃のローカルルールが採用されている場合
ボール清掃に関するローカルルールでは、委員会が指定した区域にあるボールをマークして拾い上げ、清掃できます。
清掃したボールはプリファードライのように別の場所へ動かすのではなく、原則として元の位置へリプレースします。
プリファードライと混同せず、対象区域、拾い上げる手順、ボールを戻す位置を確認してください。
セルフプレーで使えるゴルフボール拭き
セルフプレーで使用できるゴルフボール拭きには、ゴルフ場の濡れタオルや携帯型クリーナーなど複数の選択肢があります。
持ち運びやすさ、手の濡れにくさ、汚れの落としやすさを比較し、自分のプレースタイルに合う方法を選びましょう。
カートに用意された濡れタオル
ゴルフ場によっては、乗用カートにボールやクラブを拭くための濡れタオルが用意されています。
自分でボール拭きを購入する必要はありませんが、カートから離れた場所では使いにくいことがあります。
タオルが用意されていないゴルフ場や、用途がクラブの清掃に限定されている場合もあるため、使用前に確認してください。
ポケット型ボールクリーナー
ポケット型ボールクリーナーは、内側のマイクロファイバーなどに少量の水を含ませ、ボールを包んで汚れを落とす用品です。
外側に防水性のある素材を使用した商品なら、水分が衣服へ染み出すのを抑えながらポケットに収納できます。
商品によって洗濯方法や防水性能が異なるため、使用前に取扱説明を確認してください。
カラビナ・リール付きボール拭き
カラビナや伸縮リールが付いたボール拭きは、ベルトループやキャディバッグに取り付けて携帯できます。
リールを伸ばして使用できるタイプなら、本体を取り外さずにボールの汚れを拭き取れます。
歩行やスイングの妨げにならない位置へ取り付け、ほかの用品へ引っ掛からないことを確認してください。
小型タオルと防水袋
水で湿らせた小型タオルを防水性のある袋へ入れると、タオルの乾燥やキャディバッグ内への水漏れを抑えられます。
市販のボールクリーナーを購入しなくても準備しやすく、タオルだけを取り出して洗えることも利点です。
ラウンド後はタオルを袋から取り出して洗い、湿ったまま放置せず十分に乾燥させてください。
ボールウォッシャー
ゴルフ場によっては、ティーイングエリア付近などにボールウォッシャーが設置されています。
次のホールの最初のストロークを行う前であれば、前のホールで使用したボールを洗ってからティーアップできます。
すべてのホールやゴルフ場に設置されているわけではないため、携帯型のボール拭きがあると設備の有無に左右されません。
ゴルフボール拭きの選び方
ゴルフボール拭きを選ぶときは、汚れの落としやすさだけでなく、ラウンド中の持ち運びやすさも確認します。
濡れた状態で使用する用品だからこそ、防水性、装着方法、使用後の手入れまで比較することが大切です。
手やグローブが濡れにくい構造
手やグローブを濡らしたくない場合は、外側に防水性のある素材を使用し、内側だけに水分を含ませるタイプが選択肢です。
袋状やポケット状のボール拭きは、外側からボールを包んで回転させることで、汚れた面へ直接触れずに使用できます。
防水と記載されていても縫い目などから水分が染み出す場合があるため、使用前に少量の水で確認してください。
ポケットやベルトに付けられるサイズ
ラウンド中に携帯する場合は、ポケットへ無理なく収まるサイズか、ベルトループへ装着できる商品を選びます。
カラビナや伸縮リール付きなら取り出す手間を減らせますが、大きすぎると歩行やスイングの妨げになる可能性があります。
ボールを拭く場面を想定し、利き手やグローブを着ける手も考慮して取り付け位置を決めましょう。
使用後に洗って乾燥できる素材
ボール拭きには泥、砂、芝などが付着するため、使用後に水洗いできる商品が管理しやすくなります。
洗濯機に対応しているか、内側の生地を引き出して洗えるか、乾燥させやすい構造かを確認してください。
汚れや水分を残したまま収納せず、洗浄後は風通しのよい場所で十分に乾燥させましょう。
ゴルフボールを拭くと何が変わる?
ゴルフボールに付着した泥や砂、芝などは、パットの転がりやショット時のボールとフェースの接触に影響する可能性があります。
ルールで認められているタイミングに汚れを落とし、ボール表面の状態を整えてからプレーすることが大切です。
泥や砂によるパットへの影響
ボール表面に泥や砂が付いたままパットすると、インパクト時や転がっている途中で不規則な動きが生じる可能性があります。
フェースとボールの間に異物が挟まると、打ち出し方向や転がる距離が意図した結果からずれる場合があります。
パッティンググリーン上では、ボールの位置をマークして拾い上げ、付着した泥や砂を拭き取ってからリプレースしましょう。
ディンプルに入った汚れを落とす理由
ゴルフボール表面のディンプルは、飛行中の抗力や揚力に関係し、ボールの弾道を構成する要素です。
ディンプルへ泥や異物が付着すると表面の空力状態が変わり、本来の設計どおりに飛ばない可能性があります。
各ホールの最初のストロークを行う前など、清掃が認められている場面では、ディンプルのくぼみに残った汚れまで確認してください。
ラウンド後のゴルフボールの洗い方
ラウンド後のゴルフボールには、表面やディンプルの中に泥、砂、芝などが残っている場合があります。
次のラウンドで使用する場合は、水や薄めた中性洗剤を使い、ボール表面を傷めないように洗いましょう。
水や薄めた中性洗剤で洗う
軽い泥や砂であれば、水を入れたバケツや洗面器にボールを浸し、柔らかい布やスポンジで拭くことで落とせます。
水だけで落ちない場合は、家庭用の中性洗剤を少量加え、表面を強くこすらないように洗ってください。
洗剤を使用した後は、成分が残らないように流水ですすぎ、ディンプルの中まで確認しましょう。
メラミンスポンジを避けたい理由
メラミンスポンジは研磨作用によって汚れを削り落とすため、ゴルフボール表面の塗装や印刷を傷める可能性があります。
見た目の汚れが落ちても、表面に細かな傷が付いたり、印刷された文字やアライメントラインが薄くなったりする場合があります。
汚れを落とすときは、柔らかい布や一般的なスポンジを使用し、強くこすらないようにしてください。
洗った後は水分を拭き取って乾燥させる
洗浄後は乾いた柔らかい布で水分を拭き取り、風通しのよい場所で十分に乾燥させます。
高温になる車内や直射日光が長時間当たる場所を避け、室内の温度変化が少ない場所で保管してください。
表面に深い傷、切れ目、ひび割れ、変形があるボールは、状態を確認したうえで練習用へ回すか使用を中止しましょう。
ゴルフボール拭きに関するよくある質問
ゴルフボール拭きについては、使用するタイミングやタオルの状態、ゴルフ場での用意などに疑問を持つ方もいます。
ここでは、セルフプレーや競技中に迷いやすい内容を、ゴルフ規則と実際の使用場面に分けて回答します。
ボールは毎ホール拭いた方がよいですか?
ゴルフ規則上、パッティンググリーンへ乗るたびにボールを拭かなければならない決まりはありません。
泥、砂、芝、水分などが付いている場合は、パットの転がりに影響する可能性があるため、清掃して表面の状態を整えます。
汚れていない場合でも、ボールをマークして拾い上げたときに傷や付着物を確認できます。
キャディー付きなら自分で拭かなくてもよいですか?
キャディー付きのプレーでは、パッティンググリーン上でキャディーがボールを拾い上げて拭く場合があります。
ただし、提供されるサービスや対応方法は、ゴルフ場、キャディー、プレー形式によって異なります。
自分で拭く必要がある場合に備えて、キャディバッグに小型タオルなどを用意しておくと対応できます。
タオルは乾いたままでも使えますか?
乾いたタオルでも、水分や表面に軽く付いた砂、芝などを拭き取れます。
ディンプルに入り込んだ泥や乾いて固まった汚れは、少量の水を含ませたタオルの方が落としやすくなります。
タオルを湿らせる場合は、水が滴らない程度に絞り、使用後は洗って十分に乾燥させてください。
グリーン外で泥を拭くとペナルティーになりますか?
フェアウェイやラフなどで、規則上の理由がないままボールを拾い上げて泥を拭くと、ペナルティーの対象になります。
ボールを識別するために拾い上げた場合は識別に必要な範囲だけ清掃でき、プレーの妨げになるために拾い上げた場合は清掃できません。
清掃が認められていない状況でボールを拭くと1罰打となるため、適用できる規則や当日のローカルルールを確認してください。
ボールをマークせずに拾うと何罰ですか?
元の位置へリプレースする必要があるボールを、位置をマークせずに拾い上げると1罰打です。
誤った位置へ戻した場合でも、ストロークを行う前に正しい位置へリプレースし直せば、誤所からのプレーを回避できます。
そのまま誤所からプレーすると一般の罰となり、ストロークプレーでは2罰打、マッチプレーではそのホールの負けです。
ゴルフ場にボール拭きは用意されていますか?
ゴルフ場によっては、乗用カートに濡れタオルが用意されているほか、ティーイングエリア付近にボールウォッシャーが設置されています。
一方、すべてのゴルフ場や乗用カートにボール拭きが用意されているわけではありません。
設備の有無に左右されたくない場合は、ポケット型クリーナーや小型タオルを自分で持参してください。
【まとめ】ゴルフボール拭きはルールを守って携帯型を活用しよう
セルフプレーでゴルフボールを拭く方法には、カートに用意された濡れタオル、自分用の小型タオル、ポケット型クリーナー、カラビナ付きボール拭きなどがあります。
手軽さを重視するならカートのタオル、カートから離れた場所でもすぐに使いたい場合は、自分専用の携帯型ボール拭きが便利です。
パッティンググリーン上では、ボールの位置をマークして拾い上げた後に清掃できますが、フェアウェイやラフでは泥が付いているという理由だけで拾って拭くことはできません。
ボールの識別、プレーの妨げ、救済の可否の確認など、拾い上げた理由によって清掃できる範囲が異なる点も重要です。
プリファードライとボール清掃のローカルルールでは、対象区域やボールを戻す位置が異なるため、スタート前に当日の案内を確認してください。
ラウンド後は水や薄めた中性洗剤で汚れを落とし、柔らかい布で水分を拭き取って十分に乾燥させることで、次のプレーに備えられます。
