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「24 ベンタスレッドが気になるけど、自分に合うのかわからない」──そんな疑問を持つゴルファーは少なくありません。
ベンタスシリーズはプロ使用率No.1のカスタムシャフトブランドですが、モデルごとに特性が大きく異なり、自分のスイングに合うモデルを選ばないと逆効果になることもあります。
この記事では、24 ベンタスレッドが合う人・合わない人をスイングタイプ別・ヘッドスピード別に徹底解説します。フレックス別の適正HS・相性の良いヘッド・TRレッドとの違い・ブルーとの比較まで網羅しました。購入前のチェックリストとしてぜひ活用してください。
24 ベンタスレッドはどんなシャフトか【評価・振動数・特徴を30秒で解説】
24 ベンタスレッド(24 VENTUS RED)は、フジクラが2024年11月に発売したドライバー用カスタムシャフトです。ベンタスシリーズの中で最もつかまりが良く・最も高弾道が出やすいモデルで、先中調子という設計が最大の特徴です。
基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 調子 | 先中調子 |
| ラインナップ | RD5(R/S)・RD6(S/X) |
| 重量 | RD5:59.5g、RD6:65.5g(S)/ 66.0g(X) |
| トルク | RD5R:3.6、RD5S:3.4、RD6S:3.3、RD6X:3.2 |
| 振動数(6S) | 約260〜267cpm程度(計測条件・セッティングにより異なる) |
| 中間剛性(6S) | 約5.24kg(硬め) |
| テクノロジー | VELOCORE PLUS |
剛性の特徴(ベンタス3モデル比較)
| モデル | 手元剛性 | 中間剛性 | 先端剛性 | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| レッド | 硬い(最も高い) | 中程度 | 柔らかめ | 先中調子 |
| ブルー | 柔らかい(最も低い) | 硬め | 硬め | 中元調子 |
| ブラック | 硬い | 最も硬い | 最も硬い | 元調子 |
レッドは手元が硬く先端が柔らかいという独特の剛性バランスです。「手元をしならせたい人」には逆にハードに感じる設計である点を最初に押さえておくことが重要です。
24 ベンタスレッドが合う人【5つの条件】
① ドローヒッター・インサイドアウト軌道の人
先中調子のレッドは先端が動くため、インパクトでつかまりが出やすい設計です。インサイドアウト軌道でボールをしっかりつかまえたいドローヒッターに最も相性が良く、「プッシュドローで打ったときが一番飛んだ」という声も多いです。
② スイングテンポがゆっくりめ・タメが強い人
手元が硬い設計のため、タメをキープできる人ほどシャフトのしなりを活かせます。切り返しからハーフウェイダウンにかけて粘り感が出やすく、タイミングが取りやすいシャフトです。
逆に、タメが弱くリリースが速いタイプにはしなりを感じにくく、タイミングが合わせにくくなります。
③ 球が上がりにくい・プッシュアウトに悩んでいる人
24 ベンタスシリーズの中で最も高弾道が出やすいのがレッドです。高MOI系ヘッドでフェースが戻りきらずプッシュアウトが多い人には、シャフトがボールを拾ってくれるため、このミスを大幅に軽減できます。
④ ヘッドスピード40〜48m/s前後の中上級者
HS40m/s台のシニアゴルファーでも「5R」であれば十分に扱えるとされており、ベンタスシリーズの中では最も間口が広いモデルです。HS43m/sあれば5S、HS45m/s以上あれば6Sへの移行も検討できます。
⑤ 飛距離アップを最優先したい人
ベンタスシリーズの中で初速が最も出やすいのがレッドです。インパクト前後でヘッドが走る加速感があり、楽に高弾道・高初速の弾道が出やすい設計です。飛距離アップを主な目的にシャフト交換を検討している人に向いています。
24 ベンタスレッドが合わない人【3つの条件】
① 手元をしならせたい人・リリースが速いタイプ
レッドの手元剛性はブルー・ブラックよりも高く設定されています。手元のしなりでタイミングを取る習慣がある人には、「ガチッと硬い」という印象になりやすく、タイミングが合わせにくくなります。この場合はブルーのほうが合う可能性が高いです。
② フェードヒッター・左への球筋が気になる人
先中調子のレッドはつかまりが強いため、フェードヒッターが使うと左へのミスが増える可能性があります。「左を消したい」「叩いても引っかからないシャフトが欲しい」という人には、ブラックかブルーのほうが適しています。
③ ヘッドスピード38m/s以下の人
HS38m/s以下の場合、VENTUSシリーズ全体がやや重く感じやすく、本来のしなりを引き出せない可能性があります。この場合はベンタスTRレッドの5Rのほうが扱いやすい選択肢になります。
24 ベンタスレッドのヘッドスピードの目安【5S・6Sフレックス別完全ガイド】
| フレックス | 重量 | 適正HS目安 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| RD5 R | 59.5g | 40〜43m/s | シニア・HS40m/s台前半・ゆっくりテンポ |
| RD5 S(5S) | 59.5g | 43〜46m/s | 最も選ばれる万能フレックス・スタンダードな中上級者 |
| RD6 S(6S) | 65.5g | 45〜48m/s | 重めが好み・強振しても暴れたくない人 |
| RD6 X | 66.0g | 48m/s以上 | パワーヒッター・タメが強い上級者 |
24 ベンタスレッド 5Sのヘッドスピードと選び方
5Sの適正HSは43〜46m/s前後です。販売比率が最も高いフレックスで、「粘る感じを活かしながら振り抜きたい人」に最適です。
重量は59.5gと軽めのため、6S(65.5g)に比べて振りやすく、HS43m/s前後のゴルファーが一番恩恵を受けやすいスペックといえます。
24 ベンタスレッド 6Sのヘッドスピードと選び方
6Sの適正HSは45〜48m/s前後です。振動数は計測条件により約260〜267cpm前後、中間剛性5.24kg程度と60g台カスタムシャフトの中では標準的な値ですが、手元の硬さが際立つ設計です。
「しっかり叩いても暴れない安定感」と「先端の走り」を両立したいHS45m/s以上のゴルファーにおすすめです。
24 ベンタスレッドに合うヘッドは?【相性の良いドライバー】
24 ベンタスレッドは、どんなヘッドでも一定の結果を出しやすい汎用性の高いシャフトです。ただし、特に相性が良いヘッドのタイプがあります。
最も相性が良い:高MOI系(高慣性モーメント)ヘッド
高MOIヘッドはミスヒット時のブレを抑制する設計ですが、フェースが戻りにくくプッシュアウトが出やすいという弱点があります。レッドの先中調子・つかまり特性がこの弱点を補うため、組み合わせの相性が抜群です。
- テーラーメイド Qi10 MAX / Qi10:試打でHS40m/s台でも扱いやすいと複数のメディアで検証済み。プッシュアウトの軽減効果が高い
- ピン G430 SFT / G430 MAX:高MOI設計との相性バッチリ。HS40m/s台のシニアゴルファーでも扱いやすいという実績あり
- キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE トリプルダイヤ:バックスピンも適度に入り、安定感が高く相性が良い
- テーラーメイド ステルス2 / SIM2 MAX:ユーザーの口コミでも「最高の組み合わせ」との声が多い
注意が必要:低重心・ドロー系ヘッド
もともとドローバイアスのヘッドにレッドを組み合わせると、つかまりすぎて左へのミスが出やすくなります。ドロー系ヘッドを使っている方は、フェードヒッターでない限りブルーかブラックのほうが無難です。
フェアウェイウッドへの装着も好相性
3Wや5Wで球が上がりにくいという悩みを持つ人にも、レッドは非常に有効です。ドライバーに限らず、フェアウェイウッドのリシャフトにも積極的に検討できます。
ベンタスレッド TR との違い・どちらを選ぶべきか【乗り換え判断ガイド】
TRレッドから24レッドへの乗り換えを検討している人が多いため、2モデルの違いを整理します。
| 比較項目 | ベンタスTRレッド | 24 ベンタスレッド |
|---|---|---|
| テクノロジー | VeloCore | VeloCore PLUS |
| 振り感 | マニュアル(操作性重視) | セミオートマ(安定感重視) |
| 先調子感 | やや抑えめ | 歴代レッドで最も強い先調子感 |
| つかまり | つかまる | TRよりさらにつかまる |
| 安定感 | 標準 | より高い |
| 操作性 | 高い | やや低め(その分安定) |
| 重量(6S) | 68.0g | 65.5g(軽くなった) |
一言で表すと「TRレッドはマニュアル、24レッドはセミオートマ」です。弾道の操りやすさを重視するならTRレッド、フェアウェイキープ率と安定感を重視するなら24レッドという選択になります。
- 24レッドを選ぶべき人:スイングの安定感が欲しい・強振してもミスを減らしたい・MAX系ヘッドとの組み合わせ
- TRレッドを選ぶべき人:弾道を操作したい・ドロー/フェードの打ち分けを重視する・より走る感覚が好き
24 ベンタスブルー 6Sはどんな人に合う?レッドとの違いも解説
「レッドかブルーか」で迷う人は非常に多いため、ブルー(特に6S)との違いを整理します。
24 ベンタスブルー 6Sが合う人
- 手元のしなりを使ってタイミングを取るタイプ
- フェードヒッター・左への球筋を避けたい人
- 中弾道・低スピンで方向性重視の競技志向プレーヤー
- HS45〜50m/s前後のパワーヒッター
- しっかり叩いても球が散らない安定性が欲しい人
24 ベンタスブルーに合うヘッド
ブルーは中元調子で手元が柔らかく先端が硬い設計です。高MOIヘッドとの相性が良い点はレッドと共通ですが、「つかまりすぎを抑えたい」という特性上、ニュートラル〜フェードバイアスのヘッドとの相性が特に良いです。
- ピン G430 LST / G430 SFT:手元しなりと高MOIの組み合わせで安定した弾道が出やすい
- タイトリスト TSR2 / TSR3:操作性と安定性のバランスが取れたヘッドとの相性が良い
- テーラーメイド Qi10 / ステルス2:重めのヘッドを少し短くして組むとスピン量が下がりベスト
レッド vs ブルー 一目でわかる比較表
| 比較項目 | 24 レッド | 24 ブルー |
|---|---|---|
| 調子 | 先中調子 | 中元調子 |
| 手元剛性 | 硬い(最も高い) | 柔らかい(最も低い) |
| 弾道 | 高弾道 | 中弾道 |
| つかまり | 良い(ドロー系) | 抑えめ(ストレート〜フェード系) |
| 適正HS | 40〜48m/s | 43〜50m/s |
| スイングタイプ | タメ強め・テンポゆっくり | テンポ速め・手元しなり派 |
| 悩み解決 | 球が上がらない・プッシュアウト | つかまりすぎ・左への引っかかり |
24 ベンタスレッドは中古で買える?価格相場と注意点
2024年11月発売と比較的新しいモデルのため、中古市場での流通は増えてきている段階です。
中古相場(2025年時点)
- スリーブなし(バラシャフト):25,000〜38,000円前後
- スリーブ付き(テーラーメイド・キャロウェイ等):30,000〜45,000円前後
- 新品定価:55,000円(税込)
中古で買う際の注意点
- スリーブの適合確認:スリーブ付きの場合、自分のヘッドメーカーと適合するか必ず確認する
- グリップの状態:カスタムシャフトはグリップを変えずに使われているケースが多く、消耗していることが多い。交換前提で考えると予算を組みやすい
- US仕様と日本仕様の違い:US仕様は日本仕様より硬めに感じることがある。フレックス表記が同じでも振り感が異なる場合がある
- 購入先:GDO中古・ゴルフパートナー等の鑑定済み店舗が安心。フリマアプリは仕様確認が難しいため注意が必要
まとめ|24 ベンタスレッドが合うか10秒でわかるチェックリスト
以下の項目に3つ以上当てはまれば、24 ベンタスレッドはあなたに合う可能性が高いです。
- ☑ ヘッドスピードが40〜48m/s前後である
- ☑ ドローヒッター、またはインサイドアウト軌道が強い
- ☑ スイングテンポがゆっくりめ・タメをキープするタイプ
- ☑ 球が上がりにくいと感じている
- ☑ プッシュアウトのミスが多い
- ☑ 高MOI系ヘッド(Qi10 MAX・G430等)を使っている
- ☑ 飛距離アップを最優先したい
逆に以下に当てはまる人はブルーかブラックを検討してください。
- ☒ 手元のしなりでタイミングを取っている
- ☒ フェードヒッター・左への球筋が気になる
- ☒ スイングテンポが速め・リリースが早い
- ☒ ヘッドスピードが38m/s以下
24 ベンタスレッドは「ベンタスシリーズで最も飛距離が出やすく、最も扱いやすい」モデルです。ただし手元の硬さという落とし穴があるため、スイングタイプとの相性確認が購入前の必須ポイントになります。可能であれば試打してから購入することをおすすめします。

